またまたロードバイク用の低価格ホイールのインプレですが・・・
今回は、LIGHTNING ALPINE(ライトニングアルパイン)を評価&レビューしますが、御存知の通りこのホイールは軽くて安いが特徴です。
そういう意味では前回にインプレ記事を書いたトーケンC22Aと似たような特徴のホイールと言えるでしょう。
肝心のLIGHTNING ALPINE(ライトニングアルパイン)の価格は、楽天で53900円(送料込み)になっていました、安い!
そして重さはクリンチャーモデルで前後合わせて1330グラムです、軽い!
しかしLIGHTNING ALPINE(ライトニングアルパイン)には欠点もあって、乗りての体重が80Kgまでに制限されているのです。
このことからもリムが柔いことが想像できますが、逆に言えば体重の軽い人にしてみれば十分な剛性を確保できると考えて良いことになります。
ロードバイクのホイールインプレなどは、走るシチュエーションだけでなくて、速度領域やライダーの体重や筋力などで大きく変わってくるものです。
もしくは、それまでどんなホイールを履いていたかによってもレビューの内容も変化するものです。
さて、LIGHTNING ALPINE(ライトニングアルパイン)を評価すると・・・
とにかく軽くて安いということに尽きると思います。
軽いので使うステージは登りになるのですが、リムハイトが24ミリですので・・・もしトーケンC22Aと同等の22ミリだったらもっと軽量化できていたのかなーなんて思ってしまいます。
ちなみにリムハイトは前後で違っていて、フロント20ミリのリア24ミリですね。
そして使ってみると、やはりリムの剛性が低いと感じる場面もあるのですがヒルクライム限定であれば軽さの方にメリットを感じるハズです。
ちなみにライトニングアルパインに使われているリムは「AKPINEアルミリム リムハイト22mm&24mm 6061H-T6 ウェルドジョイント CNCサイド」です。
スポークは「CN SPORK Wバテッド2.0X1.7」
ニップルは「CN SPORK 7075 CNC アルミ Red」
手組ホイールに少し詳しい人であれば3万円ほどで組んでしまえそうなパーツだと思いますけども、この価格であれば製品を買ってしまった方が早いでしょう。
通常であれば軽量ホイールというのはチューブラー専用の場合が多いのですが、LIGHTNING ALPINE(ライトニングアルパイン)の場合はクリンチャー用でこの軽さにしたところが評価できる部分だと思います。しかもカーボンではなくてアルミでです。
低価格軽量アルミクリンチャーホイールとしては、今回のLIGHTNING ALPINE(ライトニングアルパイン)と前回のトーケンC22Aをインプレしましたが・・・
この両者を比較するとトーケンC22Aの方を選んでしまうのではないかと思います。
その理由としては、ハブとフリーボディが考えられるのですが、脚を止めている時の失速感はライトニングアルパインの方が大きいように感じるのです。
もしかしたらTBTのティラミックベアリングの感触が残っていたという可能性もあるのですが、ハブやベアリングに関してはTOKENの方に好印象を感じたのです。
ホイールレビューというのはやはり難しいものだと実感したのですが、C22ATBTのティラミックベアリングが選択できる点においてはライトニングアルパインにはない特徴だと認識しました(笑)
TBTティラミックより1万円安いノーマルベアリングの方が良いと言ってはいましたが、ティラミックを選べることがC22Aの個性だと思えばそちらを選ぶのも「アリ」でしょう!
また、数十万円も出さないと万能のホイールなど買えないですので・・・
一般庶民は5万円程度のホイールで楽しんでおくというのも趣味としては悪くないと思っています。