安いホイールと言えば5万円台以下という感じがしますが、FLOホイールはディープリムにも関わらずに低価格で人気なので興味深いわけですね。
フロントで5万円台、リアで6万円台のFLOホイールは・・・高級ホイールが市場を独占していることに対して低価格で勝負を挑もうとしている「FLO cycling」社が独自の実験室で風洞試験を繰り返して開発されたホイールなのです。
そして特徴的なのがカーボンクリンチャーホイールにも関わらず、リムというかブレーキ面というかビード部分だけがアルミでカーボンフードが被せられているという構造になっていることです。
通常であればカーボンホイールはチューブラー仕様が多いのですが、クリンチャーというのが興味深いですよね。
さて、そんなFLO cycling社の「FLOホイール」ですが・・・実はインプレやレビューをしてみたいと思っても買えないのです。
なぜ買えないかと言えば、FLOcycling社のホームページではいつまで経っても「Next Sale」の日付が5月・6月・7月・・と延期になり続けているからなんです。
まるで逃げ水のようなのです。
ちなみにフロントホイールの場合はリムハイトが30ミリ・60ミリ・90ミリのいずれもNEXTSALEと表示されたままでいます。
ディスクホイールを含めたリアホイールも同様で、販売時期が来月だと表示されているだけで購入はできないのです。
低価格が魅力のFLOホイールですので直ぐにでも購入してレビューしてみたいのですが、買えないものは仕方がありませんね。
参考までに価格を提示しておきますね。(日本円は1ドル124円で換算しています。)
- フロント30ミリは224ドル(27700円)
- フロント60ミリは424ドル(52500円)
- フロント90ミリは424ドル(52500円)
- リア30ミリは274ドル(33900円)
- リア60ミリは474ドル(58700円)
- リア90ミリは474ドル(58700円)
- リアディスクホイールは599ドル(74200円)
どうでしょうか?かなり安い値段と言えるのではないでしょうか?
しかも高くてとても手が出なかったディスクホイールが7万円台で買えるのですから驚きですよね。
一般的にはカーボンホイールはブレーキに弱点があるのですが、FLOホイールの場合はアルミリムである点を高く評価したいですよね。
カーボンリムとアルミリムのホイールを交換して使う場合だと、今まではブレーキシューも交換しなくてはならなくて煩わしさを感じていました。
しかし、ディープリムを使いたい場面でもブレーキシューを交換しなくて良いというのは大きなメリットと言えるのではないでしょうか?
さて、買えてもいないホイールのインプレはできないのですが・・・
実際に使っている人の話しでは明らかに空力面での恩恵をもたらしてくれるのは間違いないのだそうです。
また、外周部分がカーボンではなくてアルミであるためとカーボンフードが高いことによる重量増は当然ですがデメリットとして感じられるみたい。
しかし横風の影響はかなり少なくてすむのが意外だったそうです。
ディープリムホイールで怖いのが横風ですが、その影響を少なくするデザインや設計になっているということなのでしょうね。
いづれにしても、FLOcycling社は早く販売を再開してもらいたいものですよね。
早く手に入れて実際に使ってみたいものです。
その時はあらためてレビュー&インプレをしたいですね!
以上、「FLOホイールのインプレしたくても買えないよ!5万円で安いのに・・・」...でした。
それにしてもこのホイールは特徴的で魅力的ですよね!