もともとロードバイクを走らせるのに電力(電源orバッテリー)なんて必要なかったわけですね。
シンプルな乗り物として魅力的だったわけですが、電動デュラエース(Di2)が登場した時はこのように考えていたわけです。
電動デュラエース(Di2)は価格もセットで33万円近くすることから「必要ねーな!」と周囲に言いふらしていたわけです。
しかし最近になって電動アルテグラのロードバイクに乗る機会があったわけですが・・・
インプレなどではなくて最初の感想としては「なんだこれはーーー!スゲー良いよ!」だったわけですね。
さすがは世界のシマノが投入するだけあって、必要がないわけがなかったというのを実感いたしました。
レースだろうがグランフォンドだろうが疲れてくると変速するのも面倒になってくる気持ちは皆さん分かってくれると思うのですが・・・
電動アルテグラ(Di2)だとスイッチ一つをポッチっとするだけで変速してしまうわけですね。
電デュラは使ってはいないのですが、電動シフター(Di2)をインプレするとすると・・・スイッチを押すというよりもクリックするだけという感覚なわけです。
しかもスムーズな変速ですし素早いですしね。
普通のシフターだとフロントの変速などは「グリっと」レバーを押さなければならないのですが電動アルテグラ(Di2)の場合だとポチッポチッて感じなんです。
いや、本当に楽ですし何回でも変速したくなる感覚なわけですね。
特に正確に変速してくれるのはありがたくて、どうして正確なのかと言えばワイヤーの伸びが無いとかではないのです。
電動アルテグラも電動デュラエースも(Di2)シフターの変速はセンサーで計測して変速しているから速くて正確なんですね。
シフターの変速スイッチをクリックすると、「ウィーン、ガチン!」と変速するのです。
どうりで価格が高いわけですね。
ちなみに乗ったのは電動アルテグラ6770Di2で、価格はセットで約17万円です。
安い!
電動デュラエースのだいたい半額で買えてしまうのです。低価格!シマノバンザイ!
仮に機械式のアルテグラを持っているのであれば電動部分だけの部品だと合計で約12万円という価格で買えてしまいます。
電動アルテグラパーツ価格
- クランクセット 約25000円
- ブレーキキャリパー 約12000円
- スプロケット 約6500円
- チェーン 約3000円
- デュアルコントロールレバー 約31000円
- リアディレーラー 約24000円
- フロントディレーラー 約20000円
- バッテリー 約7000円
- 充電器 約8000円
- ケーブル類合計 約30000円
電動アルテグラの重さ(重量)
変速を電動化するにあたって気になるのがバッテリーなども含めた重量面ですが、電動アルテグラ6770Di2の重さ(重量)は約2347グラムになります。
これは、機械式のあ6700アルテグラよりも36グラムほど重くなっています。
105と比較すると128グラム軽いのです。
7900番台の機械式デュラエースと比較すると電動アルテグラ(Di2)の方が約300グラム重くなります。
バッテリーなどの重さを気にしている人に言いたいのは、機械式と較べても誤差といっていいほどの差しかないのです。
このインプレだけでも購入のきっかけになる人はいるのではないでしょうか?
電動アルテグラの充電とか故障とか・・・その他
ちなみに電動アルテグラ(Di2)のバッテリーの充電に関しては・・・ほとんど気にしないで良いレベルです。
一回充電してしまえば・・・相当回数乗ったとしてもバッテリーが充電切れになることはないでしょう。
そして、最新の6870だとさらにフィールが改善しているというのですから・・・今後はコチラを選べばデュラエースに負けずとも劣らない操作感が得られるハズですね。
また、Di2パーツはパソコンに接続して故障している場所を発見できたりアップデートできたりもしちゃうメリットも忘れてはいけません。
シフトアップやシフトダウンのスイッチの配置などもパソコンで変更できたりもしちゃうのです。
ただし・・・電動アルテグラでも電動デュラエースでも故障に関するインプレだけは日数と相当の距離を乗らないことにはレビューできないものです。
そもそも自分の変速機が故障してくれないことにはレビューできないのですからね。
これからロードバイクを始める初心者は、105から始めるのではなくて最初から電動アルテグラを選ぶべきかもしれないですね!
いや、マジでそう思いますよ。