ドラッグストアやスーパーに行くとヘアケアコーナーにコンディショナーやリンスやトリートメントが並んでいますよね。
さらにそれに加えてヘアパックだの椿オイルだのまであるのを見ると、どれとどれにどんな違いがあってどんな順番で使えば良いのか分からないわけですね。
そこで気になるのが本当にトリートメントやリンスの両方が必要なのか、それともどっちも必要なくていらないものなのか・・・そして違いや順番も含めて正しい使い方はどんな感じなのかということですよね。
そこで今回は普段なんとなく使っているこれらの商品やヘアパックなどの正しい使い方を説明してみたいと思います。
リンスとコンディショナーの違い
まずはリンスからですが、リンスの目的はシャンプー後の手触りを改善することにあります。
石鹸で髪の毛を洗ってみればわかると思いますが、キシキシになるわけですね。これは何故かと言えば髪がアルカリ性になるためなのです。
リンスは酸性ですから石鹸のアルカリと反応して中性にするわけです。
それに対してコンディショナーの特徴ですが、リンスとは違って髪の表面に作用して艶出し効果や絡まり防止効果を狙って開発されているのです。
石鹸とは違って最近のシャンプーは適正な処理がされていてアルカリ性に傾く必要がなくなったためにリンスが廃れてコンディショナーが登場してきたということなんですね。
つまりコンディショナーはコンディションを整える意識の使い方が適しているということですね。それに対してリンスは石鹸などで髪を洗う人がキシミを防止するために使うというのが正しい使い方なのです。
トリートメントとコンディショナーの違いと順番
トリートメントの特徴は、髪の内側に作用して髪の毛を健康にすることにあります。
コンディショナーとの違いは、コンディショナーが髪の表面に作用することに対してトリートメントは髪の内部に浸透してケアすることにあるのです。
このように目的が違っていることもあるのですが、最も違うとしたら両者の成分ではないでしょうか?
コンディショナーは髪の表面をコーティングするための「油」や「シリコン」が主成分ですが、実はトリートメントの成分は髪の毛の成分と同じ「タンパク質」なのです。
タンパク質を扱うためにトリートメントの価格は他のヘアケア商品よりもかなり高くなっているわけですね。このように価格などにも違いは見て取れるわけです。
さてドラッグストアなどの売り場にはヘアパックや経マスクなども売られていますが、これらは各メーカーや商品によって名前が違うだけだと考えておいた方が良いでしょう。
とあるメーカーだとタンパク質が主成分のヘアパックなのが、別のメーカーだとただのリンスなのにヘアマスクという名前が付いていたりもするのです。
違いを確認するためにも主成分を確認するべきでしょうね。
トリートメントとコンディショナーの順番
使い方としては両方を使う必要は無いと思っています。
トリートメントをした人はコンディショナーを使う必要はないでしょうし、その逆もそうなのです。
しかしあえて両方を同時に使うとしたらその順番は・・・
シャンプー後にトリートメントをして、最後にコンディショナー又はリンスというのが良いのではないでしょうか?
ちなみに椿オイルや椿油は・・・トリートメントやコンディショナーのように使うのではなくて、お風呂から上がった後に髪を半乾きしたくらいで付けるというイメージで良いでしょう!