夏の季節は虫が増えてきますので虫刺されで痒くなることが多くなりますよね。
痒いくらいなら良いのですが、赤く腫れたりすると痛かったりもして心配になるものです。
また、赤ちゃんや子供が虫に刺されると泣いてしまってどうにもならなくなります。
さてそれでは実際に虫刺されの場合には対処法としては冷やす方が良いのでしょうか?それとも温めた方が良いのでしょうか?
虫といっても毒を持っている害虫の場合と普通の「蚊」とでは治療法も違うでしょうし、刺された場所が目や唇だった時はどうしたら良いのか疑問に思うのが普通です。
基本的には毒を持っている虫に刺された時は冷やす事を優先すべきでしょう。
冷やすと同時に口で毒を吸い出すのも有効な対処法となります。
患部を冷やす目的は、冷やすと血管が縮まることから血液の流れを遅くできることにあります。毒が体内に広がるのを遅らせて時間を稼ぐことができますからね。
それとは逆に「蚊」などに刺されて痒みを伴う場合には患部を温めた方が有効だという意見がありますが・・・私の実感としては温める方法は適していないと思うのです。
適していないどころか痒みが増すような感じがするのですね。それではいったいどうして蚊に刺されたら温めると良いなんていう説が出てきたのでしょうか?
一説によると、蚊が刺す時に出す毒は温めると解毒されるといういうのが理由のようなのです
なんでも50度くらいになると毒が分解するというのですが50度というのは結構熱いですからね、もしやる時は注意して行って下さいませ。
しかし、理論的には効くのかもしれないですが体感的には無駄だと思いますね。
そんな私が実際に行っている虫刺されの対処法は、冷やすでもなく温めるでもなくて・・・専用のアロマを刺された部分に塗ることです。これでピタリと痒みが収まりますので助かりますよ!
さて、大人は我慢したりもできちゃうわけですが赤ちゃんや子供の虫刺されの場合はどのように対処したら良いのでしょうか?
赤ちゃんは自分で動けないですし、少し成長したとしても蚊に対して自分で対応するなんてことはできないわけです。
親が少し油断していると、1か所どころか10か所近く刺されることもあるのですね。
ただ痒いだけならまだしも掻きむしったりするので血が出たり肌荒れのようになったりもするのです。
そんな時はまず冷やしてから患部を包帯でまいてガードするのです。これで赤ちゃんが自分で掻きむしることを防止できるのですね。
ついムヒなどの痒み止めを塗る親もいますが、一度はムヒなどの成分をインターネットで調べてみると良くわかるでしょう。赤ちゃんや子供にはとても使いたくないような化学物質が沢山使われていますからね。
そういう意味では天然成分100%のアロマであればムヒなどよりは安心と言えるでしょう。
早めに対処しておけば跡が残ったり色素が沈着するのも防ぐことができますからね!
蚊ぐらいであれば大騒ぎする必要もないのかもしれないですが、ブヨなどに刺された場合は別です。
ブヨに刺されると痒みだけではなくて腫れてしまったり爛れてしまって痛かったりする事が多いわけです。
赤ちゃんがブヨに刺されたと判断した場合は直ぐに冷やして皮膚科か小児科に行くのが良いでしょう。
医者に連れていけないのであればドラッグストアなどで薬剤師に相談してみるのも良いのではないでしょうか?
最も大切なのは予防ですが、暑いからといって半袖半ズボンだとブヨに刺される確率は格段に上がってしまいます。
ブヨがいそうな場所に行く時には肌を出す面積を少なくする服装が適していますね。
それでも首周りは弱点になるので首にはタオルなどを巻いたり掛けたりしておくと良いでしょう!
ちなみにブヨに刺された場合は蚊と違って温めることは推奨できません。
ご注意下さいね!
今回の記事では「虫刺されは冷やすべきか温めるべきか?子供や赤ちゃんはブヨや蚊に刺され易いよね!」と題して虫に刺された場合の対処をご紹介しましたが、仮に赤ちゃんでも子供でも刺されたからといって死ぬということはマレですので、慌てないで冷静に処置してあげるのが良いでしょう。
ただし、蜂はいけません。毒を持っていますので専門家に相談した方が良いですね。
そして、唇や目や瞼を虫にやられた場合も重症化しやすいですので医者も行く方が良いでしょう!
患部が目や瞼の時は、冷やすか温めるかで迷っている暇はありませんよ!