文化祭やハロウィンの季節が近づいてきていますが、ゾンビメイクや傷口を表現するために使うのが血糊(ちのり)ですよね。
市販の血糊を買おうとすると100円ショップなどで扱ってはいるのですが、量が少ないために大量に確保しようとするとコスト的に割に合わないというデメリットが生じてしまいがちです。
また東急ハンズやネット通販などで売られている物よりも色や粘り気がイマイチという欠点もあるのですね。
つまり求めている「血」のレベルによっては品質に満足がいかないことも多いのです。
そこで考えるのが血糊の自作(DIY)ですが、自分で作れば色も粘り気(粘度)も量も自由自在にできるのですからね!
そこで今回は自作で簡単にできる血糊の作り方をご紹介したいと思います。
血糊を自分で作る方法
血糊を自作するのに必要な材料は「片栗粉」と赤色の食用色素があればなんとか実現できるのです。
赤色は食用色素(食紅)で大丈夫なのですが、より本物っぽい血糊を作りたい場合は「緑色」も用意しておくと良いでしょう。
さて肝心の作り方ですが・・・
- お湯に食用色素の「赤」を溶かしておく
- 深い感じの血の色にしたい場合は緑色を赤色の10%程度で加える
- 片栗粉を水に溶かしておく(水と片栗粉は10対1から10対2の割合)
- 食用色素を溶かしたお湯に、水に溶かした片栗粉を加えていく
- よく冷ましたあとに蓋付き容器に入れる
- 出来上がった血糊を肌に付けてみて色や粘り気を確認する
どうでしょうか?意外に簡単ではないでしょうか?
問題は一度出来具合を確認した後の調整をどの程度まで行うのかということですね。
片栗粉以外で血糊を作る方法
ゾンビメイクなどで使う血糊を自作したい場合は片栗粉だけではなくてゼラチンや水糊を使う方法も試してみると良いでしょう。
粉ゼラチンはスーパーなどで売っていますし、ドラッグストアで売っているグリセリンなどを使うのも理想の血糊を作るのに便利だと思います。
片栗粉だけでは表現できなかった深みやテカリがゼラチンや水糊やグリセリンを使うことによって表現できるようになるからなんですね。
ちなみに、ハチミツやシロップを使う人もいるようですがベトベトする感触がデメリットになりますし虫が寄ってくる可能性も無視できないとも言えるでしょう。
しかしサラサラな感じを出したかったり安く作りたいという場合はブドウジュースやアセロラを使ってみるのも悪くはないと思いますよ。
血糊の作り方まとめ
簡単に血糊の作り方と言っても、どんな感じに仕上げたいのかによって使う材料や方法も変わってくるのです。
そのためには何度もトライ・アンド・エラーする必要があるのですが・・・映画の撮影に使うのか?それともコスプレ用なのかによっても表現したい血の種類が違ってきますよね。
またマニキュアなども使えば良いのかもしれないですが、洗濯で簡単に落ちるのかどうかも注意が必要なところでもあります。
口に入っても安全な物を材料に使うとなるとケチャップなども候補に上がりますが、気温が高い季節ですと腐ったりする欠点があることも覚えておかなければなりません。臭いも気になりますしね。
自作(DIY)で試してみてもうまくいかない場合は、通販で購入すると安く買えますし・・・最終的にはドンキ(ドンキホーテ)に行ってみると希望の血糊が買えちゃうということもありますので!100均よりマシかもね?