ノートパソコンの価格も安くなってきましたが、薄くてバッテリーが長持ちするウルトラブックの価格は高めに推移していました。
しかし今回、Acerから発売される「Cloudbook」はOSがWindows10を積んでいるにもかかわらず低価格で登場することが発表されたのです。
その気になる価格はなんと約2万円ということですので安すぎですよね。
Acer「Cloudbook」の正式名称は「Aspire One Cloudbook」となる予定ですがスペックは、CPUがCeleron N3050、メモリはDDR3L 2GB、Wi-Fiとブルートゥース4.0となっています。
Aspire One Cloudbookの価格は?
気になる「Aspire One Cloudbook」の価格ですが・・・
- 液晶が11.6インチ(1366×768)、ストレージ16GBタイプで約170ドル
- 液晶11.6インチでストレージ32GBタイプは約190ドル
- 液晶が14インチ(1366×768)、ストレージ32GBタイプの価格は約200ドル
- 液晶14インチでストレージ64GBモデルも用意されるようですが価格は未定
Acer「Aspire One Cloudbook」発売日は、11インチモデルは8月に・・・そして14インチモデルは9月に発売される予定になっているようです。
CPU「Celeron N3050」の性能は?
「Aspire One Cloudbook」は低価格であることは大歓迎なのですが、性能が低くては安物買いの銭失いになってしまいますよね。
そこで注意したいのが使われているCPU「Celeron N3050」の性能です。
基本性能としては1.6GHのデュアルコアですので大満足できる性能とはとても言えないのですが、使っていて困るというほどのものではないという表現になってしまうと思いますね。
ベンチマークで比較すると、「Celeron N3050」「Celeron N3150」とではコア数もスレッド数も倍になるので段違いの性能差がでるのですが、旧タイプの「Celeron N2840」と比較してもそれほど大きな違いとはならないようです。
ただしグラフィック性能に関しては実行ユニット数がN2840と比較するとN3050は3倍近くになっていますのでゲームをする上では有利になるのは間違いありません。
そしてCeleron N3050を評価する上ではキャッシュメモリーが2MBに増えたことと消費電力(TDP)が低くなっているのが特徴と言えるでしょうね。
「Aspire One Cloudbook」の性能を評価する
実機はまだ発売されていないので性能はチェックできないのですが、同じ「Celeron N3050」を使っているノートパソコンで確認してみることにしました。
実際に使ってみた上での感想としては、劇的に速いわけではないけども軽い作業をしたり動画を見たりする分には何も問題は出ないと言い切って良いと思います。
ただし3Dゲームは無理だと考えておくと良いと思います。ブラウザゲームは大丈夫。ドラクエ10は無理かな?FFも無理です。
2万円ノートパソコンまとめ
今までにも3万円台で購入できるノートパソコンはありましたし、2万円台で購入できるWindowsタブレットもありました。
しかし薄型ノートパソコンで2万円台というのはとても魅力的な価格ですのでバカ売れするのは確実だと言えるのではないでしょうか?
メモリが2GBというのが少し物足りないと感じる可能性があると思いますが、「Celeron N3050」の性能があればゲームや動画編集といった重たい作業以外は軽くこなせると予測しておいて大丈夫だと思います。
多分、私は買うと思います。11インチにするか14インチにするかで悩むと思いますけどね!
ストレージは多い方を選んでおくと良いでしょう!