ロードバイクに乗っていると突如として物欲が沸いてくることってありますよね?特にホイールについては欲しくなると止まらなくなることが多いのですが、今回欲しくなってしまったのはフルクラムレーシングゼロカーボンホイールです。
フルクラムレーシングゼロは使ってたことがあるのですが、私のインプレ&評価としては「乗り心地が硬い!」です。
特にロングライドで使っていると判断しやすいのですが、とにかく硬くて疲れるという印象だったのです。もっと抽象的に表現すると「カラリとしたカッチリ感」でしょうか?
レーシング7からレーシング1までも体験しましたけども、ハイエンドであるレーシングゼロのインプレとしてはとにかく疲れるしグランフォンドなどには向かないというものだったのです。
しかし今回注目したのは同じくフルクラムのレーシングゼロカーボン(Racing ZERO Carbon)というホイールなのですが、特徴はリムがアルミではなくてカーボンリムになったこととスポークがアルミであることなんですね。
価格的には約26万円ということでカーボンホイールとしては一般的な価格帯と言えるのでしょうけども、決して安い値段ではないことは間違いありませんね。
フルクラムレーシングゼロカーボンのインプレ&評価
フルクラムレーシングゼロカーボン(fulcrum Racing ZERO Carbon)はアルミリムを乗っている人からすると憧れのカーボンリムとなるのですが、リムハイトは前後ともに約30ミリとなっています。
レーシングゼロのリムハイトはフロントが約23ミリ、リアが約28ミリだったので少しだけ高くなっているのが特徴ですね。
評価したいのはワイドリムになっている点で、重さの面では若干のデメリットでしょうけども空力面を優先してほしいことからメリットと言っていいと思われますね。
インプレを集めてみると・・・「軽いのに剛性感が高い」「踏み込んでからのタイムラグがほとんど無い」「乗り心地は硬いがカーボンリムの効果で突き上げ感が少ない」という評価が多かったです。
カーボンリムでは気になるブレーキの効き具合ですが、アルミリムと同等の信頼感で使えるということですので安心できますね。ただしエグザリットには及ばないという評判でしたが、最初から期待はしていないので妥当な評価と言えるのではないでしょうか?
下りの連続ブレーキといった場面でも耐熱的なトラブルも起きていないようですのでアルミリムと同じような感覚で使っても問題ないと思われます。
レーシングゼロカーボンのデメリット
当然ですがどんなホイールのインプレを調べてみても欠点よりも長所をアピールしている記事の方が多いわけですね。特にハイエンドの高級ホイールの場合はそのような傾向が強いと思います。
しかし欠点やデメリットもあるのが当然なのですが、今回の場合だと価格が最大の欠点になるのではないでしょうか?
国内価格は約26万円ですが、ロードバイク乗りは価格的な感覚が麻痺している人が多いので妥当な価格だと思うかもしれないですね。しかしホイールに数十万円も出すというのは一般的な感覚で言えば常軌を逸したものになるのではないでしょうか?
高価であればあるほど扱いにも気をつけなければならないですし、盗難の可能性だって高くなってしまいます。
趣味なのでどれだけお金を注ぎ込んでも当然という価値観の人もいると思いますが・・・やはり値段が高すぎるのがデメリットに感じてしまうわけですね。
さらにレーシングゼロカーボンは目立った特徴が無いオールラウンダーである点も欠点と言えると思います。これだけの高いお金を払って買ったホイールだけども、目立った特徴が少ないというのは少し残念な気持ちが出てしまいガチですよね。
デメリットは多くてもディープリムホイールなどを使っていると所有欲は凄く満たされますから、優等生的な性質をもつゼロカーボンだと飽きるのも早いかもしれないですね。
ロードバイクホイールまとめ
まー、使ってはいないのでインプレはできないのですけどもRacingZEROCarbonが良いホイールであることは簡単に想像できます。
しかしホビーレーサーである私などの場合だと、安いホイールを取っ替え引っ替えしたりしている方が楽しいと感じることが多いのも事実です。
またヤフオクなどで売ったり買ったりするのも楽しいですからね。
そういう意味では10万円前後のホイールを2組買う方が好みではあります。
しかしフルクラムレーシングゼロカーボンはリセールバリューも高いことが予想されますので、使ってみて飽きたら手放すというのでも良いと思いますね!
今回は「【フルクラム】レーシングゼロカーボンホイールのインプレや評判&評価を集めてみた!欲しいぜ!」という内容でお送りしましたが、ハイエンドホイールですので欲しいのは当然なのですが安いアルミリムホイールの方が気楽に使えるというメリットを忘れないようにしたいところではありますね。
ロードバイク乗りは価格に対する感覚が麻痺しがちであることも忘れないようにしたいです!