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バリウムで健康被害?体に悪いだけでなく癌になる可能性もある?

健康診断などで選べるのが胃カメラとバリウムを飲む検査ですが、胃がんを発見するだけではなくてポリープなども見つかることがあるので健康を維持するためには受けておいた方が良いなーって誰でも考えますよね。

しかし一方では、バリウムを飲むこと自体が体に悪いとか癌の発生原因になっているという意見があるようなのです。

健康な体を保つために飲んでいるはずのバリウムで癌になったり健康被害を受けるというのでは本末転倒ですので、今回はバリウムを飲んで検査を受ける必要があるのかどうかを調べてみたいと思います。

しかもバリウム検査だけでは胃がんの発見率は低いということも聞いたことがありますので無駄な検査をしないためにも知っておくべきことかもしれないですね。

 胃バリウム検査で癌になる理由は?

細かな数字はあまり意味がないと思いますのでおおよそのデーターだけをご紹介いたしますが、バリウム検査での被曝量というのは普通の胸部レントゲンと比較すると150倍から300倍もの割合で被曝するのだそうです。

1回だけならまだしもガン検診や人間ドックの度に行うとなると相当の被曝をすることになるのです。

また毎年の検診を繰り返していると放射線によって遺伝子が傷ついてしまい癌の引き金になる可能性も指摘されています。

胃カメラとバリウムではどちらを選ぶ?

内視鏡検査で胃カメラを飲むのは苦痛ですから毎年バリウム検査を選ぶ人は多いのですが、どちらが癌の発見率が高いのでしょうか?

そもそも癌の発見率だけを考えるならば内視鏡検査の方が確率は高いそうですが、胃の全体の動きなどから発見できる他の病気のことも考えるとどちらが良い方法というのではなくてお互いに補完しあう検査方法だと認識しておくべきことなんだそうです。

胃がんを見つけることが最大の目的なのでしょうけども、そのような他の病気のことやスキルス胃ガンのことまでも考慮すると造影剤で検査した後に胃カメラを飲むのが良いようです。

結局は両方やるのがいいというのが一般的な意見のようですね。

バリウムで胃ガンを発見できる可能性は?

そもそもバリウム検査で胃ガンを発見できる可能性はどのくらいあるのでしょうか?

健康のために受けているのですから少々の胃炎などが見つかったとしてもあまり意味がないと思うのですが、仮に胃ガンが見つかるのであれば多少の発ガンの危険性があったとしても受けたいと思いますよね。

しかし、バリウム検査をしたとしても怪しい箇所があった場合には最終的には胃カメラを飲むことになるのだそうです。

けれどもスキルス胃ガンなどの場合だと発見率が高いようですので結局は両方やっておくのが良いとのこと。

また造影剤を入れての読影に関しては担当する医師の技量で大きく癌の発見率が変わるそうですので、できることなら熟練の技術者に行ってもらいたいところではあります。

バリウム自体は体に悪いのか?健康被害があるとしたら?

いろいろと調べてみても医療の立場の人は検査を薦めますし両方ともヤルのが良いという意見で一致しているようです。

しかし癌になる可能性があるかどうかは別にしても、バリウムを飲むこと自体で何か体に悪いことがあったり健康被害が起きたりすることってあるのでしょうか?

お腹が張ったり下剤を飲んでも出し切れないということも含めれば被害はあると言えるのでしょうけども、検査の後に腹痛や吐き気などの症状を訴える人もいることを考えると体に害のある物質だとも言えると思うのです。

 そもそもどうして下剤を飲んでまで出す必要があるのかと言えば、体に害があるからなのではないでしょうか?

バリウムの副作用と毒性

バリウムは体外に出してしまえば問題はないと言いますが、少しでも残った場合には重大な副作用をもたらすことはご存知だったでしょうか?

直接的な毒性はないのかもしれないですが病気や死に至ることが少なからずあるのであれば副作用と言ってもいいと思ってしまいます。

その中でもバリウム検査の危険性としては・・・

「大腸穿孔」「直腸穿孔」「消化管穿孔」「腸閉塞」などが例としてあるそうです。

1年間で50人ほどに副作用として上記のような症状が現れるそうですが、バリウムの危険性を知らない人は報告に上がらないでしょうから氷山の一角だと考えていいのかもしれません。

検診での健康被害についてまとめ

今回は「バリウムで健康被害?体に悪いだけでなく癌になる可能性もある?」ということで検診を受けたことが原因で病気になったり癌になったりする可能性があるのかを調べてみたのですが・・・

バリウムが体内に残った場合の危険性についてはもっと広く知らせる必要があるのではないでしょうか?

先ほど紹介した臓器に穴が開くような事故以外でもアレルギー体質の人がアナフィラキシーショックで死亡している例もあるのです。

検診中に撮影台から落ちて死亡した例もあります。

これらの事を考えると癌になる原因かどうかは置いておいても、体に悪い検査と言えなくもないのかもしれないですね!