カラーコンタクトレンズのイメージは「オシャレ」のための道具という感じでしょうか?
特に女子中学生や女子高生あたりの認識としては度なしのカラコンは化粧品などと同じ扱いをしている人が多いと思いますが・・・実はカラコンは扱い方を間違えるととんでもない目の病気を引き起こしてしまうほどお危険性を持っているのです。
おしゃれのために病気になってしまっては本末転倒だと思うのですが、角膜炎や角膜びらん、角膜潰瘍などの危険性がありますので今回このブログで安全性の高い正しい使い方を紹介したいと思います。
このくらいは大丈夫だろうという杜撰な使い方をしているとカラーコンタクトレンズの危険性は増しますので、失明したくなければルールを守って使うことが重要となります。
一般的なコンタクトレンズについては製造したり販売したりする場合には厚生労働大臣の承認が必要となります。そのために様々なテストが行われていますので目の健康に対する危険は限りなく少なくなっているわけですね。
しかし視力の強制を行わないコンタクトレンズについてはどの機関の承認も必要なかったわけです。おちゃれ目的としてカラーが入っているだけのカラコンは薬事法の範囲外だったわけですね。
ところが、2009年からは度が入っていないカラコンであっても医療機器としての検査を通らなければならなくなったのです。そういう意味では間違った使い方をしなければ危険性は低くなったということなんですね。
それでもカラコンによる眼障害が数多く報告されているところを見ると、正しい使い方をしていない人が数多くいるということなのです。
ちょっとだからとか、このくらいは大丈夫だろうという軽い気持ちで目の病気になったり失明したりするのは情けないですからね。しっかりとした知識を持ってカラーコンタクトレンズを使うようにしなければなりませんし、もしお子さんが使っているようであれば親が注意深く見守らなければならないのです。
危険なカラコンの使い方
キチンとした使い方をしていればカラコンの危険性が少ないのです。
そこで今回は間違った使い方をいくつかご紹介したいと思いますね。
- とにかくレンズを外さない、その製品の装着期間を守らない
- ワンデータイプのレンズなのに洗って再利用している
- カラコンをしたまま寝てしまう
- 友達と共有したり貸し借りをしている
どうでしょうか?
特に若い世代の人がカラーコンタクトレンズを使う時には「つい」やってしまいそうなことですよね。
逆に言えば、間違った扱いをしなければ危険なことはほとんどないわけです。
昔のカラコンや海外製の粗悪なカラコンの場合はこれら意外でもレンズに付いているカラーが溶け出したりする問題がありましたが、最近のレンズや国産のものであればこのような不具合はほとんどなくなってしまいました。
カラコンで充血する理由と対策
病気にならないまでも装着期間を守っていなかった場合には充血したり目の乾きを感じたりするものです。
カラコンで充血する原因としては・・・
- レンズが汚れている
- アレルギー
- ドライアイ
- レンズのカーブが瞳と合っていない
- 傷が付いている
このような理由が考えられます。
汚れや傷に関しては正しく使っていればそうそう発生しないトラブルですが、ベースカーブが合っていないというのは眼科で診察してもらっていない場合に多いのです。
カラコンの危険性まとめ
手軽に瞳の色を変えることができるファッションアイテムのように認識されているカラコンですが、実は医療用品だという認識を忘れてはいけないと思います。
使用期限を守らずに長時間使用してしまったり、目に違和感を感じた場合は我慢せずに・・・直ぐに眼科へ行くべきですよ!
中学生や高校生をお持ちのお父さんやお母さんは子供がカラーコンタクトレンズを管理できているかどうかをしっかりと確認しておくべきでしょう!
そうでないと可愛い我が子が失明してしまう可能性だってあるのですからね!