マツダの cx-3の人気が凄いことになっていますが、 cx-3にはガソリン車が今のところはラインナップされておらずクリーンディーゼル専用車となっているのです。
クリーンディーゼルにはメリットがあるので人気が出てきていますが、欠点やデメリットがあることにも目を向けなくてはいけないのではないでしょうか?
ディーゼル車はヨーロッパでは昔から人気なのですが日本で人気が無かったことには理由があるわけです。それでもマツダは cx-3にクリーンディーゼルを搭載したことについてはSUV市場の特徴を考えてということなのでしょうけどね。
一般の方が cx-3を購入する場合には、欠点を知った上で日本ではやはりガソリン車に魅力があるということを再確認してもらいたいと思います。
クリーンディーゼルのメリットは?
細菌になって登場してきたクリーンディーゼルが人気になるのには理由があります。
最新エンジンだと昔のような激しい振動もしないですし音も静かになったので限りなくガソリン車に似た特性を持つようになってきたわけですね。
またガソリン車と比較するとディーゼル車は2倍くらいのトルクを出すことができますし、燃費も良くなっているうえに軽油価格もガソリン価格より安いのですから良いことずくめのように 見えちゃうわけですね。
さらに、ハイブリッド車と比べると車両価格は安いですからお財布に優しいというメリットも購入動機として良い方向に働くのですね。
クリーンディーゼルにも欠点やデメリットが!
良いことばかりに見えるクリーンディーゼルにも、もちろん欠点やデメリットがあります。
そのヒントはヨーロッパに有って、ヨーロッパでは一定の速度で長距離を巡航スタイルするスタイルが比較的に多いのですが、欧州でディーゼル車の人気が高いのもこのような場面が多いからなんですね。
しかし日本ではストップアンドゴーが多い町の中や渋滞を走ることが多いので、レスポンスの悪いディーゼル車には合わないというわけなのです。
またハイブリッドほど価格が高くはないのがメリットなんですけども、ガソリン車と比較すると数十万円も高くなりますから燃料費で元を取ろうと考えるとかなりの距離を乗らなくてはならないことになるのです。
さらに煙や有害物質の排出も昔と比較すると少なくはなりましたが、加速や減速を繰り返すような場面ではガソリン車よりも多くの有害物質を排出することは忘れてはいけないデメリットと言えるでしょう。
つまりクリーンディーゼルエンジンは昔と比べると劇的に改善されたわけですが、全てに渡ってガソリンエンジンを凌駕するというものではないわけです。
日本ではガソリン車のメリットが大きい
ディーゼルエンジンは低速トルクが大きいので走りやすそうに感じると思いますが、実はレスポンスは悪くて高負荷状態では排ガスも汚くなってしまう欠点があるのです。
そういう意味では高速道路を一定の速度で走るのであればクリーンディーゼルが向いているのですが、渋滞路や信号待ちの多い街の中を走る場合はアクセルの反応が良いガソリンエンジンの方が軽快に走ることができるのです。これは皆さんが考えている以上に重要なことなんですね。
そういう意味ではマツダcx-3にはガソリンエンジンの方が似合っていたのではないでしょうか?
車重が重たくいツアラー系のミニバンやツーリングワゴンの方がクリーンディーゼルが似合う車のように感じます。
とにかく、狭い日本で通勤などに使う人の場合は燃料の価格差を考えたとしてもガソリン車の方にメリットがあると考えて良いでしょうね!
クリーンディーゼルエンジンまとめ
今回このブログでは「クリーンディーゼルにもデメリットがある!日本ではガソリン車のメリットが大きいのを忘れるな!」という内容で書かせていただきましたが・・・
どんな場面でも、どんな状態でもクリーンディーゼルの方が優れているというわけではないということが分かってもらえたと思います。
意外とこのように考えている人が多かったとは思いますが、車両価格が安いという点だけに注目したとしてもガソリン車にはまだまだメリットが多く残っているのです。
しかもガソリン価格が高騰する時代であるならばまだしも、ここしばらくはガソリンの値段はドンドンと下がってきていますからね。
そういう意味ではハイブリッド車の意味や優位点も消えてきているという状態と考えて良いのではないでしょうか?当然、水素自動車なども存在自体が怪しいものとなってくるかもしれないですね。
それと、実際にクリーンディーゼル車に乗ってみればわかると思いますが・・・静かになったとは言えどもまだまだガラガラ音は残っています。
振動もそれなりに残ってますしね。
そういう意味ではガソリンエンジンを超えたという実感はしないと思いますよ!ぜひどこかのカーディーラーで試乗し実感してみて下さい!