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【フルクラム】レーシング7のインプレ!評判も悪い安いロードバイクホイールを評価してみる

ロードバイクに乗っていると交換したくなるのがホイールですが、価格が高いものほど軽くて高性能なのは当然のことです。

しかしハイエンドホイールには「気を使う」「価格が高い」「盗まれやすい」というデメリットがあるのを忘れてはいけないと思うのです。つまり私にとっての高級ホイールの欠点というのは気楽に使えないという点にあるのですね。

そして、安くてコスパが良いホイールをいくつも試してみたいというタイプの人も意外に多いのではないでしょうか?

そこで今回は「安い」「コスパ高い?」「重い」「ラチェット音が爆音」「R500との比較は?」という評判や評価が多いフルクラムのレーシング7のインプレをお送りしてみたいと思います。

ただし、あくまでも低価格帯の製品ですから絶対的な性能では評判も評価も悪いことは了承しておいて下さいね。

フルクラムレーシング7の性能や価格は?

Fulcrum Racing7・・・安いホイールで最初に検討されることが多いので有名です。

比較検討されるとしたらシマノのR500とかアルテグラとかになるでしょうか?(カンパニョーロの製品はフルクラムと似たようなものなので今回は省きます。)

フルクラムレーシング7のスペックや性能を語るとしたら・・・

  • 価格は前後で実売 約25000円くらいで安い
  • 重さは前後合わせて1800グラムくらいで重い方
  • リムハイトはフロント約24ミリ、リア約27ミリ
  • リムはアルミでスポークはステンレス。(ただしリアの左側は鉄スポークです。)
  • 2015年モデルからワイドリム化されてリム幅は23ミリ

この価格帯のホイールだとベアリングやハブに関してはこだわる必要はないと思いますね。

とにかくレーシング7が優れているのは低価格でコスパが良さそうという面と、ルックスなのです。

これは直接走りに関わる部分ではないのですが「見た目が良い」というのはホイールの性能の一部として評価しても良いのではないでしょうか?

シマノの製品と比較するとスポークの組み方やハブのデザインが優れていると私は思っていますし、ほとんどの方もそう感じているのではないでしょうか?

とにかくシマノホイールのデザイン性は評判が悪いですからね。

レーシング7のインプレ

ロードバイクのホイールを評価する上で大切なのは、何と比較するかということなんですね。

実売で25000円くらいしかしないRacing7ですので比較対象は最初から付いてくる純正ホイールか、他のメーカーの同一価格帯の製品になるわけです。

もしくは、もう少し予算を上げた場合として50000円以下のホイールがライバルと成り得るかもしれないですね。

 さて実際に乗ってみたい印象としては・・・ハッキリ言えば重いけども平地を巡航するのであればこの重さが心地いいというインプレになります。

登りとなると重量の欠点が目立ってくるのですが、下りや平地であれば欠点が目立たないわけです。

ラチェット音が目立つかと言えば「大きい音」と評価せざるを得ないのですが、私としてはこのラチェット音が好きですしトラブルの判断も音でできるのでメリットとして受け止めているのです。

そして気になる点も無いわけではないのでして、リムのブレーキ面の継ぎ目が大きいことからブレーキング時にコツコツと当たるのが気になりましたね。(当然、処置してから乗るのが本来の姿ですけども。今回はスッピンでインプレしたかったので。)

印象としては「良く回る」ですからね。ぶっちゃけ重さという欠点以外では不満点は少ないのです。

練習用として購入するのであれば何も問題にはならないですけども、私としてはこのレーシング7をオススメするかと言えばそうでも無いのが複雑な心境ではあります。

レーシング7のライバルは?

安いホイールが好きな私はレーシング7を高く評価したいのですが、練習用や通勤用としてならオススメなのですが本来ならばもう少し高くても別のホイールにしてもらいたいというのが本音ではあります。

ライバルとしての選択肢をご紹介するとしたら・・・

  • シマノアルテグラ(ultegra)6800
  • フルクラムRacing5
  • フルクラムRacingクアトロ
  • マビックアクシウム(aksium)ワン
  • マビックアクシウム(aksium)エリート

こんなところになると思いますが、クアトロ(QUATTRO)ならば平地巡航に適しているでしょうし、登りを考えるとアルテグラ(ultegra)になるのかなと。

Racing7を選ぶくらいならRacing5かRacing3が良いのは当然ですが・・・

こんな事を言っていたらゾンダ(Zonda)が良いとなって価格も跳ね上がってしまいますのでね。 

低価格、高コスパロードバイクホイールまとめ

 手軽に買える安いロードバイク用ホイールとしてはRacing7はコスパが良い商品だと言えるのですが、できることならばもう少し頑張ってRacing5を購入することをオススメしたいと思います。

特に2015年モデルになってからはリム幅がワイドリム化されましたので25ミリタイヤとの相性も良くなっている点が評価したいところですね。

また重量に関してもレーシング7よりも約100グラム軽くなっているのが好印象なのです。

レーシング5の価格は10000円ちょっと高くなりますので、100グラムに10000円を出せるかどうかで決めると良いのではないでしょうか?

今回は「【フルクラム】レーシング7のインプレ!評判も悪い安いロードバイクホイールを評価してみる」と題してお送りいたしましたが、登りで使うのであればトレーニング用と割り切る必要がありますし・・・平地や下りであれば十分な性能と言えるのではないでしょうか?

実際に私も2013年モデルを使っていますからね。むしろ好きな方ですので評価を悪くはできない感じです。ホイールで予算が浮いた分を高性能タイヤに割り振るというのも悪くはないと思いますよ!