肌寒い季節になってきましたが、電気ポットや電気ケトルが活躍することが多くなりそうですよね。
しばらく使っていなかった電気ポットやケトルを引っ張りだすと綺麗に掃除したくなるものですが、内側や底に付いている白い水垢のような汚れが落ち切らないという人も多いのではないでしょうか?
そうでなくても使っているうちに茶渋のような茶色の汚れも付くと思うのですが、この汚れの原因や成分というのも気になってきますよね。
そこで今回は、電気ポットや電気ケトルの内側や底の方にこびりつく水垢のような汚れを綺麗に清掃する方法をご紹介したいと思います。茶色のも白いのにも効果がありますので試してみて下さいね!
ポットやケトルの内側を掃除する方法
普通は台所用洗剤を使って底などの汚れを清掃すると思いますが、これで簡単に綺麗になるのであれば誰も悩んだりはしないですよね。
そこで最初に試してもらいたいのが「クエン酸」です。ネットで1リットル買っても1000円くらいですので一本持っておくのも良いのではないでしょうか?(クエン酸の代わりに酢を入れても大丈夫です。レモン汁でも良し。)
電気ポットや電気ケトルに水を入れてからクエン酸を入れて沸騰させるだけで掃除完了です!
簡単ですよね?これで白い水垢や茶色の汚れが落ちれば買い換える必要もないので結局はお得ということになります。
それでも綺麗に清掃できなかった場合に試していただきたいのが、市販されているポット用洗浄剤です。
ケトルの場合だと小林製薬さんから「電気ケトル洗浄中」というのが販売されていますね。
このような洗浄剤の成分も結局はクエン酸なのですが、クエン酸を購入するよりは使いやすい点がメリットとなります。1回分の洗浄剤が各個包装されているので量なども分かり易いのですね。
洗浄力はクエン酸と比べて格段に強いというわけでもないのですが洗浄中のお湯の誤飲を防ぐシールなどが付いているのも悪くはないのでオススメです。
仮にクエン酸やポット洗浄剤で綺麗にならなくても、その力で汚れが浮かび上がっていますので洗剤で内側を洗えば大丈夫でしょう。
茶色いのや白い汚れが蓄積するとお湯が沸くまでの時間が長くなったり電気代が多く掛かったりするようになりますので気がついた時に掃除するようにしましょうね。
ちなみに外側の掃除は重曹水で行うと良いですよ。
汚れの原因と成分は何なのか?
白い汚れの原因は何となくイメージできませんか?
実は水道水などに含まれているカルシウムやマグネシウムが石灰化したものなんですよね。
何度も沸騰を繰り返すうちに溜まっていくので、この汚れを防ぐことは根本的にはできないのです。
また茶色いものも同様の理由で生成されるのですが、赤茶けたものだと水に含まれるサビや鉄分のような不純物が原因ということも考えられますね。
また、赤や黒の汚れが付いている場合は要注意ですね。内部の素材であるステンレスが傷ついたりした場合は錆びている可能性が高いですので掃除ではなくて買い替えした方が良いでしょう。
電気ポット&電気ケトルの掃除まとめ
底の方や内側に付いた汚れは、茶色であっても白色であっても臭いや雑菌の原因となりますので気がついた時に掃除しておくべきなのです。
気をつけるとしたら「すすぎ」で、軽く水で洗い流すだけではなくて徹底的に濯ぐようにするのがポイントです。そうしないと酢の臭いがお湯に残ってしまうので凄く気持ち悪いことになりますよ!
今回このブログでは「電気ポットやケトルの茶色の汚れを掃除する方法!底や内側に付いてる成分や原因は何?」という内容で書かせていただきましたが、ミネラル分が豊富な水を使っているほど汚れが付着しやすいわけですね。
そういう意味では汚れの成分が悪いということでもないのです。ただし体に良い成分であっても汚れたケトルでお湯を沸かすのは気持ちが良いことではないですよね。
そして・・・いくら汚れが気になるからと言っても金属タワシなどで擦るのは避けた方が良いでしょう。
細かな傷が付くと傷が細菌の発生原因に成りかねないですし、汚れ防止コートなどが剥がれ落ちてしまうことにも繋がりかねないですからね。
クエン酸やポット洗浄剤で洗ってもダメな時は買い替えということにして下さい!