癌(ガン)になった川島なお美さんをテレビで見た時はガリガリに痩せ細っていて心配していたのですが、その数日後に亡くなったという報道を目にしました。
死因は肝内胆管がんということですが、驚くべきことに川島なお美さんは一般的に行われるガン治療を否定していただけでなく拒否していたんだそうです。
普通はガン治療と言えば、手術によるガンの切除および抗癌剤や放射線治療の事を指すのですが・・・川島なお美さんは所謂ところの「民間治療、民間療法」「代替治療、代替療法」という行為で胆管癌を克服しようとしていたようなのです。
確かに数年前に発売された本の中にも・・・「検診でガンにされる、新がん革命」というものがありましたが内容が斬新だったことから多くの人に影響を与えたことは間違いないでしょう。
もしかしたら川島なお美さんも新がん革命などを読んでいた可能性はあるのでしょうけども、最新医療を全て否定して拒否するというのも勇気のある行為だと思いますね。
川島なお美さんが選んだ代替治療や民間療法とは?
そもそも癌(ガン)における代替治療や民間療法とはどのようなものなのでしょうか?
方法としては食事療法やアロマなどを利用するホメオパシーなどでガンを克服しようとする治療法のようですが、科学的に効果や有効性が証明されていないものが多いようです。
近代的な医療である放射線治療や抗癌剤および外科手術などで完治しない癌(ガン)治療においては代替治療や民間療法といったものを頼る人が多いのです。
中には非科学的な方法の治療もあるようで、「念じる」とか「邪気を払う」という信じられない内容でも傾倒する芸能人がいるようです。ほとんど宗教の範囲と言えそうですが、勧めてくる人も増えることから信じてしまうのかもしれないですね。
ただし川島なお美さんの癌の場合は近代的な治療を行っていたとしても5年生存率が30%から50%くらいだったということですから結果は同じだった可能性もあるのです。
また最後まで女優でいたいという気持ちが強かったようですから、髪が抜けてしまう抗癌剤を否定したくなる理由もわからないではありません。
もしかしたら抗癌剤や放射線治療を行っていたらもっと早い段階で亡くなっていた可能性だって否定できないのです。
肌荒れや吐き気などの副作用が出ると生きる気力も持てなくなりますからね、病気の進行も速くなることだってあるのです。
ステージに立ちたいという希望を叶える方法として民間治療や代替治療に頼ったというのが実際のところなのではないでしょうか?
実際に川島なお美さんが選んで行っていた民間療法としては・・・主に「邪気を祓う」「漢方薬」「ホメオパシー」「純金の棒で体をこする」「ビタミンC注射」などが噂されています。おそらくはもっと多くの様々な代替療法を行っていたのではないでしょうか?
ガンの代替治療や民間療法の効果は?治るのか?
癌(ガン)における代替治療や民間治療で治る確率や効果の程は気になるところですが、1つだけ確実に言えることは「巨額の費用」を請求するものと「確実に治る」「絶対にガンが治る」と宣伝するものは疑ってかかる必要がありそうです。
癌(ガン)における最新治療というものには科学的根拠があるものですが、民間療法などには科学的根拠が無いものが多いですから詐欺っぽい治療法もまかり通ってしまっている状況なのですね。
がんを告知された患者の心は不安定ですから、その隙を突くように詐欺的治療法の情報を受け取ってしまうことになるのも多いようです。
いずれにしても患者の不幸に付け込むように多額の謝礼を求めたり、必ず治ると吹聴するような治療法には騙されないようにしなくてはなりません。
そのためには自分だけで判断するのではなくて家族に頼ったり判断してもらうというのも必要でしょう。
癌(ガン)と芸能人
芸能人がガンになると仕事や周囲の人に大きな影響を与えてしまうことから病状を黙って伏せておく人が多いようなのです。
そして病院で治療を受けるにしても世間に知られてしまうことから代替治療や民間療法に頼る傾向も強いのですね。(お金をいっぱい持っているというのも理由の1つでしょう。)
さて、川島なお美さん以外でも手術や放射線や抗癌剤を拒否して民間治療や代替治療に頼った芸能人というのはいるようです。
- 元ボクサー竹原慎二、「枇杷の葉」「海藻エキスドリンク」
- ロックシンガー忌野清志郎、「マクロビオティック」
- 漫画家赤塚不二夫、「食事療法」
- 宮崎ますみ、「スピリチュアル」
この他にも多くの芸能人が癌になっていますが、仕事を完全に辞めてしまった人の方が生存率が高いような気がするのは私だけでしょうか?
ただし、代替療法や民間療法を行っていても死亡しているところをみると効果の程が知れるというものです。
川島なお美さんと肝内胆管癌まとめ
美しかった川島なお美さんがガリガリの姿でテレビに出てきた時は驚きましたが・・・肝内胆管がんでは仕方がないですね。
最後まで女優として舞台に立ちたいという意思は立派ですが・・・何もかもを捨てて遊び呆けていた方が癌が治ったと思うのは私だけでしょうか?
そもそも昔からワインが好きだったようですが、昔のヨーロッパのワインは危険だったのでは?
チェルノブイリの原発事故の影響で放射能に汚染された食物は規制の厳しいヨーロッパでは流通させることができなかったのです。
だからこそワインが日本に流れてきたのでしょうけども、うかつな日本人はワイブームに乗って汚染されたヨーロッパのワインをガブ飲みしていたのです。
現在、癌(ガン)で死亡している人を調べたら当時のワインとの因果関係などが出てくるかもしれないですね。
いずれにしても、これまでの生活習慣を続けて癌(ガン)になったのですから・・・生活習慣を大きく変えるという方法を最初に試すべきではないでしょうか?
癌(ガン)は生活習慣病という言い方もできるわけですね。
当然ですが近代的な医療(癌の三大医療)を受けるのは当然としても、信頼性の低い民間療法や代替治療を選ぶまえに生活習慣をチェンジするようにするのが良いのではないでしょうか?
今回は「癌(ガン)の民間治療や代替治療に効果は無い?川島なお美は代替治療で亡くなったの?」という内容で書かせていただきましたが・・・
私は医療関係者でもなんだもないのですが、今までの行動のどこかに癌になる理由があったのですから、食事でも睡眠でも運動でも何でもいいので過去の自分と違う生活をする必要があるのではないでしょうか?