Zondaです。ある程度のロードバイク用ホイールを買う場合にターゲットになる事が多いカンパニョーロのゾンダ(Zonda)ですが、今回はコスパに対する評価を基準にインプレしてみたいと思います。
ゾンダ(Zonda)のライバルとなるとフルクラムRacing3かマビックキシリウムエリートSとかになるかと思いますが、Amazonなどのインプレを見てもゾンダ(Zonda)の評価は高いものが多い気がしますね。
純正の重たいホイールからバージョンアップさせたい人が多いですから重量は1700グラム以下にしたいところですし、ルックスも大人しいものよりは派手目というかカッコいいものを選びたいという希望も多いことから・・・最終的にはゾンダ(Zonda)が選ばれることが多いとも感じていますね。
当然ですが価格面を含めて評価しないとコスパに対する評価がしにくいのですが、この2年間では円安がロードバイクやホイールを選ぶ上で重大な障害となってはきているのです。
もしロードバイク用パーツを買う予定の人は為替の行方を見越して買わないとコスパが良い製品を買いそこねてしまう可能性が出てくることでしょうね。
ゾンダ(Zonda)のインプレ
ゾンダ(Zonda)のスペックとしては・・・
- 定価70000円
- 重さは前後で1550グラム
- フロントリム高24ミリ、リア30ミリ
- 2wayfitとクリンチャーの2タイプから選べる
- スポークがG3組
やはり重量が1500グラム台であることが決め手となると思うのですが、乗り心地をインプレすると標準ホイールと比べれば全てが上回っていることが実感できるレベルではあると思います。
逆に言えば、突き抜けて良い部分が無いというのが特徴ですが初心者が選ぶステップアップホイールという性格を考えるとメリットが上回るでしょうね。
登りではギアを1段は重くしても走れますし、巡航性能も悪くはないといった感じですね。
Zonda(ゾンダ)のコスパは高いのか?
全てが標準的な優等生ホイールとしてオススメのZonda(ゾンダ)ですが、これが2年前であれば本当にオススメできるコスパの高いロードバイク用ホイールと言えたでしょう。
なぜならば、2年前のZonda(ゾンダ)の価格は50000円台だったのですからね。
G3組スポークでカッコイイホイールがこの価格帯で買えるのですから断然コスパが良くてオススメだったのです。
しかし現在では約70000円という価格になってしまいました(泣)なぜならば円安のせいなんですね。
つまり今のZonda(ゾンダ)はあまりオススメしたいとは言えないホイールとなってしまったのです。
性能面での評価は全く変わることは無いのですが、価格とコスパの面では私は買わないということになるのです。
ゾンダとアルテグラを比較
2015年9月現在で私が初心者にグレードアップホイールを薦めるとしたらシマノのアルテグラになるかと思います。
価格、コスパ、性能、重量などのバランスが取れているからなんですね。
ハブもカップアンドコーンですしね。
またアルテグラはチューブレスタイヤも履かせることができますので、これもオススメの一因ではあります。
最近ではチューブレスタイヤの性能も上がってきていますから、試してみたい人にも丁度良い感じなわけです。
今回は「【Zonda】カンパニョーロゾンダのインプレや評価は?コスパ高いとの評判だが。」ということでしたが、円安のせいでフレームや完成車の価格も軒並み上がってしまっています。
しかし私達の収入は大きくは増えてはいないのですから、検討する価格帯は数年前と同じ程度にしたのですね。
そういう意味では、Zonda(ゾンダ)はインプレでの評価や評判がいくら高くてもコスパという面では買えないホイールと結論付けて終わろうと思います。
当然ですが、予算に余裕のある方は検討してみても良いとは思いますね。