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質の高い記事なんて書けないですっ!

傾いたマンションは建て替えるべきか?補修工事で済ますべきか?

三井不動産の大型マンションが傾いたニュースが多いようですが、建て替えするのでしょうか?それとも補修もしくは改修で済ますのでしょうか?

そもそも小手先の工事で直るような問題でもないですから、補修や改修の場合でも住人が住み続けたまま工事するのは無理ではないでしょうか?

地盤に打ち込む杭が岩盤に届いていないにもかかわらず、虚偽のデーターで改ざんしていたというのですから・・・やっていることは東洋ゴムと同じですよね。

実際に不正をしていたのは旭化成建材とのことですが、「三井不動産レジデンシャル」が三井住友建設に工事を依頼して・・・その下請けに日立ハイテクノロジーズが請け負って、さらに下請けとして旭化成建材が杭の工事を受けていた構図のようです。

どうしてマンションは傾いたのか?原因は?

マンションが傾いた原因はハッキリとしていて、旭化成建材が杭を打ち込んだにもかかわらず十分な強度を確保できなかったからなんですね。

そもそも52本打ち込んだうちの最低でも6本は岩盤に届いていなかったようですし、さらに2本についても打ち込みが十分でなかったということですから手抜き工事と言っていいと思いますね。

横浜市都筑区周辺の地盤は複雑な岩盤の形をしているようで、単純に杭を打ち込んだだけでは岩盤に届かないところがあるのは事前に分かっていた可能性が強いのです。

しかし傾いたマンションが建てられた時代というのは優秀な職人もいないですし手抜き工事が頻発していたみたいですので、今回の三井住友建設の欠陥マンションも当然のことのように発覚しただけという感じなのではないでしょうか?

傾いたマンションは建て替える?

住民感情からすると傾いた欠陥マンションは建て替えて新品にしてほしいと思うのが当然でしょう。

今回、マンションを販売していた三井不動産レジデンシャルは建て替えを前提として住民と話をしているということですから良心的とも言えると思います。

おそらくは全住人が建て替えに賛成するものと思われますが、もし反対する人がいたとしても補修工事や修繕では許される雰囲気ではないですからね。

仮にそのようなことをしてしまえば今後は誰も三井不動産レジデンシャルのマンションを買わなくなってしまうことでしょうね。

大手のブランド力が安心感を与えているのにキチンとした対応をしてくれないとなると誰もレジデンシャルのことを信じなくなってしまうようになりますからね。

都筑区のマンションの傾きは幸せな例だと思う

今回は「傾いたマンションは建て替えるべきか?補修工事で済ますべきか?」という内容で記事を書きましたが、答えは「建て替え」に決まっているのです。

それにしても都筑区の傾きマンションの住人は不幸中の幸いというか、むしろ幸せな方ではないでしょうか?

販売している三井不動産レジデンシャルは4棟とも建て替える意思を見せているようですし、それに伴って様々な事への補償も用意しているというのですからね。

すでに購入している部屋の買い取り以外でも仮住まいの宿泊費も補償すると言っていますし、今回の欠陥事件においての精神的苦痛についても補償するみたいなので十分な対応と言えるのですね。

こんなにしっかりと対応して貰える欠陥住宅なんて今までに聞いたこともありませんからね。

傾きマンションの住人達は、しっかりと補償を受け取るようにしましょうね。遠慮する必要はありません。

さて今回の欠陥事件で三井不動産の株がどれだけ下がるものかと思っていましたが、実際は少し下げただけで既に値上がりしつつあります。

この理由は、旭化成建材が真犯人だったと早期に報道されたからだと思われます。

そして旭化成建材の親会社である旭化成の株価は急落していたことは対照的ですよね。