そろそろ新型ロードスター(ND)のデリバリーも安定してきた頃でしょうか?ホンダS660とマツダ新型ロードスター(ND)のどちらにしようか悩んでいる人も多いかと思いますが、S660はともかくマツダ新型ロードスターのトランクルームは狭いので注意が必要ですよ。
オープンカーでなくてもセダンの場合でもトランクの容量や寸法(サイズ)は気になるところですが、最低限でもゴルフバックの2個は入る寸法になっていてもらいたいですよね。できれば3つのゴルフバックが入ると嬉しい容量と言えるでしょう。
しかし、今回の新型ロードスターのトランクは正直言うと「狭い!狭すぎ!」という印象を持つ人がほとんどではないでしょうか?
ただでさえ無駄なラゲッジスペースが無いのでトランクに期待したくなるのですが、容量が少ないというよりは開口部が狭いのです。結局はゴルフバックどころかほとんど何も入れられないという印象ですね。
新型ロードスターのトランクの寸法
新型ロードスター(ND)のトランクルームについては、深さに関してはそれほど不満を感じないと思います。
奥行きの寸法はタップリとは言えないですが、なんとか我慢してもいいのかなっていう感じですね。
しかし、間口というか開口部がとにかく狭いのがデメリットとなるわけですね。致命的です。特に横幅は最悪な寸法と言えるでしょう。
ロードスターの現物をパット見でわかると思いますが、ゴルフバックは諦めなければならないでしょう。というか無理。
仮にアイアンくらいはなんとか入ったとしてもドライバーは入らない寸法ですね。これは昔のロードスターも同じでしたけどね。
ボディー剛性を優先したのか運転席のスペースを優先したのかわからないですけども、容量は最低限ということですね。スーツケース2個が入るくらいの寸法と考えておいて良いでしょう。
走り優先のロードスターやS660の場合はガバガバのスペースが空いている方がクレームが来やすいようにも思えますが、せめてゴルフバック1個分くらいは入ってほしいという方もいるのではないでしょうか?
ちなみに一つ前のロードスターのトランク容量は約150リットルで現行型は約130リットルなので、20リットル分ほど減っていることになります。不便にはなりますが、その分だけ走りが
新型ロードスターのハードトップ発売はいつ?
車庫やカーポートを持っていなくて渋々新型ロードスターを屋外駐車場に止めなければならない立場の人は大勢いるのではないでしょうか?
また、雪国や雨の多い地域に住んでいてもオープンカーに乗りたいという人も多いことでしょう。
このような方が熱望するのがハードトップなのですが、なんとマツダ新型ロードスター(ND)にはハードトップが用意されていないのです。当然オプション扱いになるのですが、オプション用品としても存在していないのですね。
初代ロードスターの場合は取り外しができるタイプの一体型ハードトップが用意されていましたが、今回の新型ロードスターの場合はパワーリトラクタブル(電動格納式)ハードトップが用意される予定になっています。
パワーリトラクタブル(電動格納式)はソフトトップと比較すると重量増の原因となりますが、欲しい人は重さの事など気にしないことでしょう。
アメリカ版ミアータ(MX-5)の例を見ていると・・・電動リトラクタブルハードトップは上級パワーユニットモデルへの搭載という可能性もあるのですけどね。
ちなみに電動ハードトップの発売の予定日は2016年の秋が予想されていますが、発売されることはほぼ確定と言っていいと思います。
何故、発売が絶対と言えるのかと言えば・・・ヒューズボックスにRHTの文字が刻まれている空きスペースがあるからなんですね。
RHTとは「リトラクタブルハードトップ」の略称で、電動ハードトップが付くように電源が用意されているということなのです。
新型ロードスター(ND)は買いなのか?
初代はともかく革新的ではありましたが、その後に続くロードスターには開発陣の悩みが透けて見えるようなモデルが続いてしまっていました。
しかし今回の新型ロードスター(ND)は割りきったデザインと設計がされていることから・・・ズバリ「買い」と言いたいところですが、やはりオープンカーというのは不便な乗り物なんですね。
しかもトランクルームのスペースが少なかったりハードトップが用意されていないということで、購入の敷居が凄く高いのも事実なのです。
家に複数台の自家用車を持っている人ならばオススメですが、ゴルフバックすら入らない容量のトランクでは諦めなければならない人も多いのではないでしょうか?