亞書刊行會っていう出版社は聞いたこともないわけで、アレクサンドル・ミャスコフスキーなんていう名前の著者も聞いたことはありませんよね。
しかしこの亞書刊行會 のアレクサンドルミャスコフスキーさんが書いている本が96巻のシリーズでAmazonで売られているのですが、問題は価格です。
不思議な本である「亞書」の価格は1冊あたり64800円なのです。この値段だけ聞くと豪華なカラー印刷の医学書か図鑑かとも思いますよね。
ちなみに全96巻を全部購入したとすると6220800円になります。スッゲー値段ですよね。
ちなみに亞書には96冊ありますがシリーズだったり続き物ということでは無いようなんですね。とても不思議です。
亞書刊行會が高価な本を出す理由
びっくりするんですが、亞書刊行會「アレクサンドルミャスコフスキー」さんが書いている亞書の内容はほとんど何もないと言っていいものなのです。
何か芸術的意図があるのかもしれないですが、素人の私が見ると「中身ゼロ」という印象が拭い去れないのです。
ちなみに私が内容ゼロと判断したからと言っても、芸術や宗教の面から見れば内容はあるのかもしれないですけどね。
ところで、亞書の内容があるのかどうかは別としても・・・どうして一冊あたりの価格が64800円もするのかという謎が残ってしまいます。
この謎を解明して高値で発刊する理由としては・・・
- Amazonに出ているのでAmazon詐欺
- マネーロンダリング用
- 国立国会図書館に納入させる詐欺
ネット上では最後の国立国会図書館の納入制度を逆手に取った詐欺という説が濃厚とのこと。
その仕組は、国立国会図書館の納本制度に秘密があるのですね。
納本制度の内容とは、書籍の発行者は国立国会図書館に本を納入させることを義務付けているのですが・・・納入しなかった場合は罰則があるのだそうです。
さらに、納本する場合は書籍の価格の半分と送料を足した金額が出版者に支払われるのだそうです。
つまり簡単に推測すると、法外な値段を付けた内容の無い本を大量に出版して国から多額の納入費用をせしめる詐欺を亞書刊行會のアレクサンドルミャスコフスキーはやっているのではないかということです。
620万円の半額は310万円ですから諸経費を差し引いたとしても数百万円の詐欺事件ということになりますね。
この納本詐欺のためにAmazonが利用されていると考えるのが妥当な線なのではないでしょうか?
亞書刊行會の関係者とか・・・
亞書刊行會やアレクサンドルミャスコフスキーに関する情報を探していくと、「ユダ書院」「りすの書房」「ロシア語聖書」「佐々木りゝと」「エスペラント語聖書集成」「Versemacher Edition」「迫田 圭」「理容室&美容室」「木曜社」「岩井悦子詩集」「入水そと(じゅそいそと)」「モテトゥス第1番(アヴェマリア)」「楽譜」・・・
というキーワードが出てきます。
これらの「ユダ書院・りすの書房・ロシア語聖書・佐々木りゝと・エスペラント語聖書集成・Versemacher Edition・迫田 圭・理容室&美容室・木曜社・岩井悦子詩集・入水そと(じゅそいそと)・モテトゥス第1番(アヴェマリア)・楽譜・・・などの言葉については後日にじっくりと調べてみたいと思います。
国立国会図書館納本詐欺まとめ
今回は「【亞書って?】亞書刊行會 とは何なのか?高価な本を大量にAmazonに出す理由」という内容で書きましたが、何も知らないうちは本当に不思議な本だと思いました。
しかしいろいろと調べていくうちに詐欺という理由が一番しっくりとくるように思えましたね。
世の中にはいろいろな詐欺があると思いますが、書籍の国立国会図書館への納入義務を利用した詐欺なんて聞いたこともありません。
国は性善説で動いていると思うのですが、お金が大きく動くような物に対しては最初から詐欺を想定しておかなくてはならないかもしれないですね。