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質の高い記事なんて書けないですっ!

旭化成も旭化成建材も倒産を心配する声が多数!責任逃れできないほど多くの欠陥工事が表面化!

旭化成建材はともかく、マンションが傾く欠陥工事についての賠償においては今回のLaLa横浜だけであれば旭化成の経営が危機的状態に陥ったり倒産したりすることはないと思っていました。

しかし杭打ち工事の手抜きやデーター改竄の事実が次々と表面化してきたことを考えると、欠陥問題に対してマンションの建て替えで対応していたのでは莫大な費用が必要となってしまいマジで旭化成自体が倒産してしまうという可能性も出てきてしまいそうなのです。

それほどまでに酷いことになっているデーター改竄事件ですが、これまでに旭化成建材がどれほど適当な事をしていたのかが続々とニュースになってきていますよね。

 旭化成建材の手抜き杭打ち、他の物件が多い!

とりあえずは北海道ですが、釧路市内の道営住宅の杭の1本でデーター改竄が行われていたのですが・・・これを皮切りとしてドンドンと手抜き工事が行われていた問題の物件が発表されてきています。

最初は派遣社員の現場責任者1人が悪いことをしていたかのように報道されていましたが、実は北海道の道営住宅のげ抜き工事は別の担当者の物件だったことが明らかになったのです。

つまりLaLa横浜を担当した責任者だけの悪事であれば41件の現場で不正があったかどうかを調べれば良かったわけですが、他の人物もデーター改竄を行っていたとなると全国で旭化成建材が請け負った約3000件の現場の全てを調べ直さないといけないということになるのです。

そうして調査していった結果、今のところは偽装が疑われる物件が約40件ほど見つかっているのです。

さらに、杭の打ち込みが不足しているという事例だけではなくて・・・セメントの量が足りないだとか打ち込む時の速度のデーターが変だという不自然さもドンドンと見つかっています。

そして、さらにさらに調査が進むと全国で300件の不正が行われていたのが発覚して・・・欠陥現場の工事を担当していた人は10人を超える数になるというのですから驚きを通り越して呆れるレベルの話になってきています。

旭化成は不正の規模を甘くみていて読み間違えた

旭化成の発表の経緯を見ていると、不正を行っていた物件の数を当初はかなり甘く見積もっていたものと推測されます。

元請けとも調整ができずに、国交省への連絡も怠るような状況を見ていると旭化成はパニック状態に陥っていて制御不能な状態になってきているのではないでしょうか?

最初はLaLa横浜の現場責任者1人の不正だと思っていたものが、担当者10人が最低でも関わっていたことが分かってきたのですから大騒ぎするのも無理はないかもしれないですね。

また、現場責任者だけが関わっていたのではなくて会社全体で不正を行っていた可能性が出てきた今となっては賠償額も天文学的数字になるかもしれないわけですね。

こうなると旭化成の倒産なんてあり得ないと考えていた人でも、もしかしたらと考えるようになってきているのです。

さらに失敗だったのは、杭が適切に打ち込まれていない物件に対して「安全性に問題はない」と発言したことですね。

とにかく自分達に責任がないことをアピールするのが大切で物件が安全かどうかは二の次という考えが明け透けになってしまったのです。

ともかく、現場責任者の各個人が悪かったというよりも旭化成建材で組織的に行われた不正という可能性が出てきたのが致命的ですね。

もうここまでくると責任逃れはできないですよ、誠実に対応していないことが裏目裏目に出てきてしまっています。

旭化成建材以外の他の会社も不正をしている可能性が!

そしてさらに大問題に発展しそうなのが、これが旭化成建材だけの不正ではなくて他の会社でも当たり前のようにデーターの改竄などが行われていたのではないかという疑念が出てきたことです。

これを調査するとなるとマンション業界のパンドラの箱を開けてしまうことになると危惧されているわけですね。

全国の何万というマンションの全てでチェックが行われるとなるとその労力だけでも相当なものとなりますし、欠陥の補修や建て替えの費用はまさに天文学的金額となってしまうのです。

企業どころか業界全体で隠蔽するのが常識となっていたとしたら、マンションの欠陥問題は泥沼化していくことが予想されます。

旭化成建材の倒産と旭化成の倒産

これほどの規模で不正が行われていた傾倒マンション問題ですが、既にマンションの販売現場では「旭化成建材が工事に関わっていないので安心です!」という販売文句が使われているのです。

しかもニュースなどで見ていると、「今さら全部の杭打ちを調べるなんて不可能」とか「今から杭が強固な地盤に届いているかどうかを調べるなんてできない」と発言している工事関係者がいますよね。

こんな事を聞いてしまうと消費者としては不信感しかありませんからマンションの購入を見送る動きが今後も継続する確率が高くなってきているのです。

こうなってしまうともう誰も旭化成建材に仕事など頼まなくなってしまうことでしょう。つまり補償額や賠償額など関係無しに倒産する確率が高くなってしまってきているのです。自業自得ですけどね。

また親会社である旭化成であっても、今後の調査しだいでは経営が大きく傾くと共に天文学的賠償額を請求されれば倒産や破産という可能性だって無くはないという状況になってきてるんですね。

傾倒マンションまとめ

今回は「旭化成も旭化成建材も倒産を心配する声が多数!責任逃れできないほど多くの欠陥工事が表面化!」という内容で書きましたが、まさかこれほどの問題になるなんて最初は考えていませんでしたね。

しかし旭化成などは今回の不正問題に対してはデーター改竄をした契約社員に責任を全てなすりつけて自分達は責任逃れをしようとしていた感じが強く伝わってきました。

そもそも現場の責任者に契約社員を使うという感覚も可笑しなものだと思うのですが、どちらにしても信用をなくしてしまったのは事実だと思いますね。

まさか旭化成が倒産したりするようなことはないと思いますが、旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)を始めとした旭化成グループの全ての企業において疑念を持つ動きが今後にどのような影響を与えるのかは誰にも分からないのが恐ろしいところではありますね。