マクドナルドの赤字が回復しないどころか、大幅に赤字が拡大しています。大丈夫なのでしょうか?
それにしてもマクドナルドの売上が落ちるなかでも、今だに大量のテレビCMを流し続けていますし株主への配当金も変わらず出していますので赤字になって当たり前ですよね。
ここまできたら「マクドナルドはいつ倒産するのか?」「耐え切れるのか?」という心配の方が大きくなってきた印象ですね。
そもそも期限切れの鶏肉の問題などが赤字転落の原因とされているのに、抜本的な対策を取ったわけでもなくてハンバーガーの質を高めたわけでもないですので人気が回復するわけもないのです。
マクドナルドが倒産する可能性が高い理由
よく考えてみればわかると思いますが、マクドナルドが店舗を増やしてきた理由は売上を上げるためですよね。
しかしそれとは逆で、今は数百店舗の勢いで店を閉めていっているわけです。そりゃー売上も落ち込むのは当然ですよね。
さらに、せっかく稼いだお金を次の商品開発に回すわけでもなくてハンバーガーの質を上げることに使うのでもなくて・・・価格の高いゴールデンタイムにCMを大量に出し続けていたり、米本社や株主にバンバン配っているのですから消費者に支持されるわけもないのです。
異物混入事件で安全性に疑問が付いたことから年配客や家族客が離れていって戻ってこないのは当たり前なのにマクドナルドはそれに気がついてもいないのです。
ゴミみたいなハンバーガーを食べさせられるとなっては、普通のお客は近寄ってこなくてホームレスやチンピラ学生の溜まり場になるのも当然ですね。それが原因でまたもや上客は近寄らなくなるという負のスパイラルに陥ってしまっているのです。
売上が半分になる店舗も多かったようですので耐え切れずに店を閉めざるを得ないというのが実情なのでしょう。
企業の寿命は50年くらいと言われていて、これを超えて存続するためのは並大抵のことではないということですのでマクドナルドも50年弱くらい経ったので寿命ということなのではないでしょうか?
それが理由からか「マクドナルド倒産」というイメージが定着してしまった可能性が高いのですね。
マクドナルドが直ぐに倒産危機に陥らない理由
マクドナルドが倒産する可能性が高いと言う人がいる一方で、倒産危機になんてならないという人もいるのは確かですね。
赤字額を見るとすごい経営危機に陥ってしまったのは間違いないですが、今のところは倒産する可能性は低いと言えるでしょう。
その理由は、マクドナルドの財務は凄く優良だからですね。今すぐ危機的状況になるとは考えにくいのです。
しかし逆に考えると長い目で見ると・・・復活する確率はかなり低いと言わざるをえないと私は思うのです。
昔はマクドナルドやコカコーラというブランドはカッコいいイメージだったわけですね。今で言うところの「クール」な企業だったのですが・・・マックもコーラも今はダサい代名詞になっていますよね。
一方、スターバックスコーヒーなどは現代の「クール」な企業なわけです。
つまりクールでなくなって寿命が尽きかけた企業が再生するためには衝撃的な方針転換をしないとダメな気がするのです。
そういう意味で、今すぐではないけども遠い将来は破綻する可能性が高いと判断できるのですね。
マクドナルドの赤字は今度どうなるのか?
最近のマクドナルドは、「チーズバーガー」と「ダブルチーズバーガー」などの価格設定ででも消費者の疑問を引き起こしてしまっています。
新たな商品を開発する様子もないですから、しばらくは赤字は続くのではないでしょうか?
今回は「マクドナルドは倒産危機へ?しかし倒産する可能性が高いわけでもない。でも誰も食べなくなったよね」という感じで書きましたが・・・コストダウンのし過ぎで旨くもなんともない物を売っている場所という感じがしてきましたよね?
気がついてみれば誰も食べていないのですから、売上が下がるのも当然ですね。
そもそも昔はともかく、今の日本にマクドナルドが必ず必要かと言うとそうでもないわけですね。倒産して無くなってしまったところで誰も困らないわけです。
客を見ないで株主ばかり見ているような企業は日本から出ていっても日本人は全く困らない!
株主への配当を抑えて本気で新商品の開発や店舗の充実を図らないと・・・倒産危機の可能性は高くなる一方かもしれないですよ!