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東芝、倒産危機の可能性は?原発への集中失敗で経営悪化や破綻の確率が・・・

東芝は倒産するかもしれないとか、経営危機に陥るのではないかと考えている人はいませんか?多分、東芝が倒産する可能性は少ないと思われます。

むしろ、過去に粉飾決算などで経営危機や破綻が噂された企業はいくつかありますが・・・それらの企業と比較すると東芝の株価下落率はまだマシと言える範囲ではないでしょうか?

原発への選択と集中によって大きな利益を上げる予定だった東芝ですが、東日本大震災による原発事故によって事情は一転してしまったことが倒産や経営悪化が噂される最大の原因となっていますね。

国内ではやっと再稼働を始めた原発がいくつか出てきましたが、国外へ輸出しようとすると全く売れないという状態が続いているのです。

 東芝が倒産する可能性はある?

東芝が倒産する可能性は十分に考えられることではあります。しかし確率的には経営悪化に陥っているシャープの方が先という感じでしょうか?

それよりも皆が皆、東芝の経営危機によって倒産する可能性が高いと考えている今こそ東芝の株を集めておくべきチャンスとも言えなくはないのです。

当然、しばらくは倒産しない方向に掛けるということですね。

その例として挙げるのがオリンパスですが・・・オリンパスも2011年末頃に損失を隠していたのは東芝と同じで、株価も暴落し倒産危機が噂されていたのですが、今の株価はなんと4880円まで上がっているのです。ちなみに暴落した時の最安値は460円ですから僅か4年ほどで10倍になったわけですね。

しかし粉飾決算をした会社が全部オリンパスのように株価が上がるわけでもなくて・・・

パイオニアなどは今だに低空飛行を続けているという例も覚えておきましょうね。

東芝の株価を見ているとリーマン・ショックの時の最安値が230円です。その後、2012年秋の250円で二番底を付けたように見えたのですが現在は289円まで下げてきています。

250円が底だと思えば買っておくのも悪くはないと思いますが、倒産する可能性が高いと思うならば止めておけば良いだけの話なのです。破綻する確率をどのようにとらえるかで違ってくるのですね。

東芝の破綻の確率まとめ

東芝が倒産や破綻になる確率が高いかどうかを考えるうえで重要なのは現金をどれだけ持っているかという事ですが・・・拾はそれほど多く持っていないのです。

単純に金額だけを見るとシャープより多く現金を持っているように見えるのですが、売上規模の違いで比較するとシャープよりも悪いという結果になるのです。

こうなるとシャープよりも東芝の方が倒産する可能性は高いのかと心配になりますが、破綻の確率から言うとやはりシャープの方が危険となるのですね。

その理由は自己資本比率ですがシャープより東芝の方が健全な状態なんですね。すぐに経営危機になったり破綻するという状態までには至っていないというのが答えとなります。

今後、東芝の経営陣がどのような方向に舵を切るのかわからないですが・・・大きな間違いを犯さなければ倒産の可能性は低いと考えることもできるのです。

東芝の経営危機を利用して株で儲ける?

倒産しないとなれば・・・パイオニアの時のように上場廃止の心配がなければ・・・と考えていたらいつまでも株で儲けることなどできないでしょう。

東芝の過去の最安値に近づいてきたら少しづつ株を買い集めてみるのは悪くない手法だと思います。

今回は「東芝、倒産危機の可能性は?原発への集中失敗で経営悪化や破綻の確率が・・・」という内容でしたが、皆が危険だと思う瞬間に買わないと安く買えないのが株なのです。

東証の動きを見ていても上場廃止って感じはしないですから・・・世間の言う「危機」はチャンスでもあるのですよ!