旭化成建材の杭打ち工事の不正を受けて、ヘーベルハウスは大丈夫かという声が聞こえてくることが多くなりました。
旭化成建材とヘーベルハウスは直接の関係は無いように見えますが、実は深い関係があるのです。
そもそも旭化成建材の杭打ち責任者がデーターの流用をしていたのは事実で、傾いたマンションなどの賠償を考えると倒産する可能性も高いことが考えられるので本当に大丈夫なのかと心配になるわけですね。
しかし賠償金額が大きくなりすぎると旭化成建材が倒産することよりも、親会社である旭化成自体が「大丈夫か?」となってくるのです。
そしてヘーベルハウスは旭化成の住宅部門の一つですので、親会社が倒産してしまえばヘーベルハウスも破綻する確率も高くなるのですね。
ヘーベルハウスの工事に旭化成建材が関わっていない?大丈夫?
不正を行っていた旭化成建材もヘーベルハウスも親会社は旭化成なんですね。
当然ですがヘーベルハウスやヘーベルマンションの地盤工事に旭化成建材が施工しているのではないかと疑うのですが、旭化成の発表によると関わっていないということです。
これで一安心したいところですが、本当に大丈夫なのでしょうか?
そもそも杭打ち工事の不正は担当者1人の仕業ではなくて会社ぐるみで行っていたことが確認されているのです。つまり旭化成は最初は嘘をついて、そのことについて黙っていたことになるのですね。
ですから単純に信じることはできないと思っておいた方が良いでしょうね。
そしてヘーベルマンションなども大丈夫かと心配になりますが、一応は再検査を受けていますのでチェックに引っかからなければオッケーと言えるでしょう。
心配しすぎもいけませんね。
ヘーベルハウスは大丈夫なのか?旭化成が倒産する日
LaLa横浜が傾いた直後くらいには旭化成建材が賠償金で倒産することはあっても親会社の旭化成は大丈夫だという考えの方が多かったわけです。
しかし杭打ちの不正がLaLa横浜だけではなかったことから、データー流用が行われた全部のマンションを建てかえる可能性も出てきたのですね。
こうなると全棟建替えという恐怖の言葉が浮上してきて、その場合は旭化成も倒産する可能性が考えられるようになってきたのです。
そもそも杭打ちの責任者は非正規雇用だったわけですが、この1人に責任を負わせようとしたものの失敗。実は会社ぐるみで不正を行っていたことが暴露されてしまったのです。
こうなると旭化成建材と旭化成の倒産や破綻が心配されるのと同様にグループ会社であるヘーベルハウスも大丈夫かと噂されるようになるわけですね。
ヘーベルハウスは倒産しない?大丈夫!
なにを持ってして大丈夫と言えるのかは分からないですが、とりあえず結論から言えばヘーベルハウスは旭化成グループではあるけども事業的には独立した会社であるから大丈夫・・・とヘーベルハウスの社員は説明していました。
しかし関係の深い会社が不正を行っていたとなると信頼や信用を失う結果となりますし、今後の営業にも大きな影響を受けるのは間違いないことでしょう。売上は必ずダウンしますね。
実際にヘーベルの営業マンは「今後は大きな値引きをしないと売れないかもしれない」という感じの説明もしているようですからね。
そうは言っても親会社が潰れてしまえば旭化成ホームズとかヘーベルハウス自体も大丈夫なわけも無いと思いますけど。
今回は「ヘーベルハウスは大丈夫?ヘーベルマンションの杭より旭化成は大丈夫か?」という事で書かせていただきましたが・・・大丈夫かという質問に対しては二通りの疑問があることがわかりましたか?
一つは下請け業者が不正をしていないかどうかという心配ですが、もう一つの疑問は・・・旭化成が倒産してもヘーベルハウスは大丈夫かという心配ですね。
どちらにしても、これだけの大問題が発覚してしまったのですから影響が無いことは有り得ないですね。