lowlowlow!

質の高い記事なんて書けないですっ!

自動車のオートヘッドライト義務化?オートライト自動点灯の仕組みとデメリット

国土交通省が自動車のヘッドライトの自動点灯機能を義務化するようですね。

自動点灯機能が付いたヘッドライトは通称「オートヘッドライト」とか「車のオートライト」などと呼ばれていますが、普通は運転者が自分でオン・オフする仕組みになっています。

しかし自動点灯機能が付いた自動車のオートヘッドライトは、ルームミラーの裏やダッシュボード上あたりに付いているセンサーで周囲の明るさを計測して自動的にヘッドライトのオンとオフを制御してくれる仕組みなのです。

 現時点ではオートヘッドライト装着車は全体の約33%、非装着車は約62%、自分の車のライトが自動かどうか分からない人が約5%ほどいることになっています。

 さて、意外に認知度が低い自動車のライトの自動点灯機能ですが・・・義務化されるのであれば少し調べてみておかないといけないかもですね?

オートヘッドライト義務化の理由は?

そもそもどうして自動車のヘッドライトに自動点灯機能を付けなければならないのでしょうか?義務化するということはただ単にオンオフが面倒くさいからという理由ではないハズですよね。

国土交通省が自動点灯を義務化する最大の原因は、朝や夕方の薄暗い時の事故を大幅に減らそうとしたことにあります。

特に夕方ですが、交通死亡事故の13%に当たる人が日没の1時間前後に事故を起こしているのですね。

法律的には日が暮れてからライトを点けることが決められているのですが、それを守っている人は全体の約20%ほどしかいないのだそうです。

交通安全の意識が高い人であれば少し暗くなった段階でもヘッドライトを付けて走っているのですが、やはり運転者全員が同じレベルの事をできるわけではないと国が判断したのでしょうね。

少し古い車などの場合は電気を使わなければ発電機を回さないことになるので燃費が良くなるのですね。少しの燃料をケチって走る人が多いと事故も減らないということで自動点灯義務付けもやむを得ないことなのかもしれません。

ところで「おもいやりライト」という機能の事はご存知ですか?これは雨の日や夕方など日没にはなっていなくても薄暗くなった時に周囲の人に自分の車の存在を気づかれやすくするための機能なのですが、「ヘッドライトを点けるにはまだ早いかな?」と思える段階で点くように調整されているのです。

基本的には国土交通省もこの「おもいやりライト」の効果を狙っていると考えて良いでしょうね。むしろ義務化してもらった方が私としては嬉しいですね。 

オートライト自動点灯の仕組み

 オートライトの仕組みはそれほど複雑なものではなくて、明るさを感知する照度センサーを仕込めばオッケーという感じですね。あとは手元のスイッチに「AUTO」を付けておけばいいだけです。

難しいのはオートヘッドライトの点灯タイミングの調整ですが、義務化されれば統一された基準が準備されると思いますので・・・最低限その基準に準じたセッティングにしておけば良いだけなのです。 

自動車オートライト後付けと黄ばみの問題

 さてオートライトが義務付けされたとして、対象車は「4輪の新車」に限られますので古い車にオートライトを後付けしたりする必要はありません。

一応、汎用パーツとしてヘッドライトの自動点灯を可能とする商品は売っていますが・・・やはり点灯のタイミングが好みにならないという人が多いようです。価格的には安いものでも十分に使えるようではありますけどね。ちなみにアマゾンなどでも数千円で売っていますよ。

それと「黄ばみ」を気にしている人がいますが、この黄ばみは何もオートライトだけの問題ではありません。普通のヘッドライトでも直ぐに黄ばむ車種というものが存在しているのです。

これはヘッドライトのカバーなどがガラスではなくプラスチック製に変わってきたことから多発するようになってきた現象ですね。

黄ばみ対策としてはオートバックスなどで売っている専用の研磨剤で磨けばクリアな色が取り戻せますし、その後はライト専用のコーティング剤で仕上げておけば黄ばみ防止にもなるのです。

ぜひお試しください!

車の自動点灯ライト、メリット&デメリット

 車の自動点灯ライトに関してはメリットも多いのですがデメリットを感じる人も中にはいるのです。

デメリットを感じる理由の一つがスイッチの順番ですが、「オフ➔AUTO➔スモール➔ヘッドライト」の人や「オフ➔スモール➔ヘッドライト➔AUTO」など。

私は後者のスイッチが好きですが・・・これは人の好みとしか言いようがないと思いますね。

そして家に複数台の車がある人の場合、車種によってスイッチの順番が違うというのがデメリットになってしまうんですよねー。つい間違えてしまうわけですよ、頭では分かっていてもね。

オートヘッドライト義務化まとめ

今回は「自動車のオートヘッドライト義務化?オートライト自動点灯の仕組みとデメリット」について書いてみましたが、オートヘッドライトに関しては少なからずトラブルや問題も発生しているようですね。

一番多いトラブルは「暗くなったのに点かない」「明るい場所に来たのに消えない」などではないでしょうか?

国土交通省はオートヘッドライトを義務化するのであれば、ツイッチの構造や点灯タイミングなどの統一基準も用意する必要があると思います。

しかし義務化されるとなれば「オート」のみという事も考えられますが・・・さてさてどのような内容になるのでしょうかね?