高級ホイールにミシュランのPRO4など価格の高いタイヤを選ぶ場合は情報も多いのですが、買ったばかりのロードバイクに付いてくるホイールやRacing7などに履かせる練習用タイヤを選ぶのは意外に悩んでしまいますよね。
また、初心者が初めてタイヤを買い換える場合などでも・・・できるだけ安い価格で品質の高いタイヤを選びたいところですよね。
Vittoriaのザフィーロなどの次を選ぶとなるとオススメなどが難しいところですが、今のところだとパナレーサー(Panaracer)のクローザープラスがオススメかなと思っています。
パナレーサーでは、オールマイティーな「RACE A」や耐久性重視の「RACE D」や軽量性が自慢の「RACE L」などのタイヤが注目を浴びやすいのですが・・・コストと適度な品質という意味ではクローザープラスも悪くないと言えるのですよ!
パナレーサークローザープラスの価格
練習用タイヤとか初心者向けという意味では「価格」や「コスト」は大切な要因ですよね。
どんなに高性能でも傷や亀裂ができれば捨ててしまわなければならないですし、高級タイヤの特徴である軽量性だって・・・むしろデメリットになってしまうわけですね。どちらかと言えば多少とも重くても乗り心地が良かったり耐パンク性能が高い方が有り難いというものです。
そこでパナレーサークローザープラスの登場なのですが、23Cも25Cも低下は3651円となっています。
しかし今のところAmazonでは、25Cが2662円となっています。安いですよ、このタイヤ!
また一般的なサイズである23Cならば1918円!安い!
これがRACE Aの23Cだと3700円になりますし、同じく25Cだと約4000円の値段になってしまうのです。また、RACE Dの23Cだと5200円・・・高すぎますよね。
ロードバイクのタイヤは前後セットが基本ですから、クローザープラスと他のタイヤとの差額は意外に大きいものになってしまうのです。
ちなみに完成車によく付いてくるVittoriaのザフィーロがだいたい2800円くらいなのですが、品質という面ではクローザープラスの方が遥かに上なのがオススメの理由ですね。
そもそも円安が進んでしまったがために、海外勢は比較的に割高になってしまったのが致命的なんですね。
クローザープラス以外の選択肢は?
ロードバイク用タイヤで国産となるとブリジストンかパナレーサーという感じですが・・・今回はパナレーサーに限って考えてみたいと思います。
安い価格のタイヤとなるとエリートプラスとかパセラとかカテゴリーS2とかになると思うのですが、これらはどちらかと言えば通勤用やクロスバイク向けという感じの商品なのです。
品質という面においても・・・細かいひび割れが直ぐに発生したり、嵌めにくいというデメリットもあるわけですね。その代わりに安いですけど。
今回クローザープラスをオススメしましたが、あくまでもロードバイク用のタイヤという範囲の特性や品質を備えているのがオススメの理由なわけです。
ゴムが分厚過ぎるというわけでもないですし、重すぎるというわけでもない。
その中でできるだけ安い価格という意味で評価していい商品だと思うのです。
Amazonの値段においては23Cのコスパがかなり高いですからね。(本当は乗り心地が良くて少し思い25Cが練習用としてはグット!)
クローザープラスのインプレとか耐パンク性能とか
クローザープラスのインプレとしては、パンク防止用のベルトが入っているために重量が重すぎないというのが好印象ですね。
安いタイヤだと普通はトレッド面のゴムが厚くなっていてパンクしずらいわけですが、これだと重量が重くなるというデメリットがあるのです。
練習用としては重い方がトレーニングになっていいのですが、本番用タイヤとの感触の違いが大きすぎるのは困りますよね。
あくまでもコンパウンドがレーシングタイヤの範囲の中というわけです。
走った感触としてはパナレーサーのRACEシリーズと同じ形状をしているためか・・・直進は軽く走りますし、コーナーでは満足できるグリップ力を発生いたします。
乗り心地は少し固いかなとも思いますが、コンチネンタルのグランプリ4000S2などと比較すると遥かにマシです。
耐パンク性能としてはトレッド面はパンク防止のベルトが入っているのでいいのですが、サイド面は強くはありません。
とにかくパナレーサーで特徴的な三角形の形による独特な感触はクローザープラスでも健在です。このあたりはRACEシリーズのインプレやレビューを参考にすると良いでしょう。
安い練習用タイヤまとめ
今回は「ロードバイクの安い練習用タイヤは何がオススメか?今ならパナレーサークローザープラス。」という内容でしたが、値段が安い割には安物感はないと言っていいのではないでしょうか?
あくまでも高いグレードのタイヤと似たような印象の範囲内で安い価格のタイヤという感じなのです。そして安い!
ちょっとしたレースやグランフォンドくらいであればクローザープラスで出場しても何の問題もないことでしょう。
とにかく、ロードバイクの練習用タイヤとしてオススメは何かと聞かれれば・・・今のAmazonの価格で判断するとクローザープラスということになるのです。