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格安な電力は?安い電気代だけが選ぶ理由じゃない!東電を選ばない人が続出!

電力の自由化が話題になることが多くなってきましたが、格安電力のサービスが登場する仕組みは・・・現在の格安スマホや格安SIMと同じような感じなんだなーと思っています。

いろいろな企業が電力自由化に向けて参入してきていますが、今のところ目立つのは「エネオス電気」や「ソフトバンク電気」、「東京ガスの電気」「ケイオプティコムのeoでんき」などでしょうか?

他にはジェイコムやコンビニのローソン「まちエネ」の知名度が高い感じでしょうか?

しかしこれからの電力自由化時代において「東電(東京電力)」だけが不人気なのはご存知でしたか?東電がどんなに安い電気代を発表したとしても・・・恨みの声しか聞こえてこない理由は、皆さんもうご存知ですよね。

格安電力サービスをピックアップ

いろいろな企業が電力自由化を見込んで参入して様々なサービスを発表していますが、今のところはどこの電力が安いのかは定まっていません。

しかし各サービスの特徴や評判少し調べてみましたので、安い電気を求める人は参考にしてみてください。ちなみに参加企業の一覧などを見ればわかると思いますが数が膨大ですので、今回はCMなどで話題になった企業に注目してみたいと思います。

ソフトバンクでんき

ソフトバンクでんきの一番の特徴が、「東電(東京電力)」と提携して提供される電気だということです。

ソフトバンクでんきのエリアとしては、初期段階では「東京電力エリア」「関大電力エリア」「中部電力エリア」が予定になっていますが・・・このどのエリアであっても実際に電力を供給するのは東京電力(東電)なのです。

ソフトバンクや孫正義が好きでも東京電力(東電)が嫌いな人は要注意ですね。

さてソフトバンクでんきで評判なのが、でんきを使用した料金によってツタヤのTポイントがもらえてしまうという部分が挙げられます。

電気代1000円につきTポイントが5ポイントもらえるのです。

割引率にしてみるとそれほど大きな値引きに感じないですが、ポイントが好きな女性などからの評価は高そうですよね。

エネオスでんき

電力自由化のあとは、エネオス電気はノジマの店頭で申し込みができるようになるのだそうです。てっきりENEOSのガソリンスタンドで申し込みすることになるものだと思っていましたが家電販売店で販売することになるようですね。

いまのところは具体的な電気代や割引額などは提示されてはいませんが、ガソリンなどとのセットとすることで電気代もガソリン代もお得になる感じになりそうですよ。

ちなみに当初のサービスインエリアとしては「東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨、静岡」が予定されています。(静岡は富士川より東のみ提供)

ローソンまちエネ

コンビニのローソンも電力を売るということですが、三菱商事との共同事業という形になるようです。

やはり最初のサービス提供エリアは首都圏に限られるようですが、全国のローソンコンビニで申し込みができるようになればかなりのお客を集めることになりそうですね。

意外ですが、コンビニによる電力自由化参入発表はセブン-イレブンなどよりもローソンが早くて一番手だったのです。こういうことはセブン-イレブンがいるも素早く動く印象が強かったのですけどね。

東電だけは選ばない人が多い!

 さて各社が安い電気を売りにして参入してきているのですが、お客の立場として「絶対に東電は選ばない、どんなに安い電気代でも!」という人が凄く多いのです。

これはブログの記事や周囲の人の意見を聞いても一致していて・・・仮に電気代が高くなってもいいから東電だけは嫌という評価が多いのです。

その理由は当たり前ですが「原発」で、東日本大震災での福島原発事故の時の対応に恨みを持っている人が余りにも多いというのが実感できるところですよね。

いくら津波に襲われたといっても事前にキチンと準備をしていれば日本の半分が放射能物質で汚染されることは防ぐことができたのですから・・・。

どんなに安い値段でも原発の電気だけは使いたくないというのが汚染された土地の被爆させられた人々の想いなのでしょうね。

格安電力まとめ

今回の記事では「格安な電力は?安い電気代だけが選ぶ理由じゃない!東電を選ばない人が続出!」という内容を書かせていただきましたが・・・原発で作られた電力は使いたくないとか、自然エネルギーから作られた電気を買いたいという選択肢が広がるのはいいことだと思います。

ただ半分以上の人は格安な電力を選んで少しでも電気代を安くしたいという人だとも思いますけどね。

今後の問題は、新電力会社が既存の電力会社からどれだけの顧客を奪えるのかということですが・・・これはフタを開けてみなければわからないことですよね。

ただ1年ほど前にヤマダ電機が中部地方と関西地方の店舗に限り電力購入先を東電へ切り替えたことによって年間で数千万円の電気代を安くすることに成功した事例がありましたが・・・

その後のヤマダ電機は販売不振にあえいでいる状態ですから、もしかしたら東電に恨みを持つ人々がヤマダ電機での商品の購入を控える動きもあったかもしれないですよね。

10年ほど前でしょうか?ヤマダ電機は「環境に優しいグリーン電力を使用しています」と大々的に宣伝していたにもかかわらず、目先のコスト削減に目がくらんで東京電力から電気を買うようなことをすると・・・誰からも信用されなくなってしまうことに気がついてはいないのでしょうね。

今後はどれだけ安い格安電力が提示されたとしても東電から電気を買うということは、こんな意外なリスクもあることは覚えておかないといけないのでしょうね。

フェイスブックやツイッターなどでアッという間に情報が拡散する時代ですから注意が必要ですよ。