大型液晶テレビの価格を見ていても4Kテレビの値段が下がってきていますよね。このくらいの価格まで下落したならば「買ってもいいかな?」と思えてくる水準ではあります。
しかし今のところは4K放送など行われてもいないですし、ブルーレイなどで販売されている4Kコンテンツもほとんど無い状態ですので慌てて購入する必要もないかなとも思っています。
まともに4Kの動画を見ようとすると有料放送かネット配信しか手段はないのですが、ここに来て4K放送の録画について不穏な噂が出てきているのはご存知でしょうか?
噂によると、テレビ局が4K放送が始めたとしても家庭用のレコーダーなどでは録画が禁止になるという機能が備えられるというのです。
録画できないテレビなんて今時ありませんけども、本当に録画禁止のルールを適用させるつもりなのでしょうか?
4K 放送が録画できない?
BSで4K放送が始まるのはそろそろなのですが、ここにきて各放送局は録画できないようにする仕組みを取り入れようと画策しているという噂が出てきています。
ビデオの時代もDVDやハードディスクの時代でもテレビの放送は録画できて当たり前だったのに、なぜ次世代放送推進フォーラムは禁止という強攻策に出ようとしているのでしょうか?
基本的には録画禁止を目標としているのではなくて「複製禁止」が目的としている節はあります。
また録画禁止に注目を集めておいて、その裏で再生制御のルールを取り入れるつもりなのかもしれません。
いずれにしても、どのような理由であても何らかの制御の仕組みを新たに設けるつもりなのは間違いありません。
4K放送は再生制御でCMスキップできない?
複製禁止とか録画できない仕組みとかを言い出せばユーザーから反発がくることは誰にでも予想ができることです。
つまり最初から取引状況として言っている可能性が高いのです。
どういうことかと言えば、録画禁止とか複製できないようにする仕組みを却下する代わりにCMをスキップできないような制御信号を入れると言い出す可能性が高いのです。
こういうのは官僚とかが得意としていますよね。
どちらにしても視聴者に不利益になる内容がコッソリと組み込まれる可能性が高いのですが、問題はこれらの話し合いが密室で密かに決められようとしていることにあるのです。
「録画できない」とCMスキップ禁止に反発しろ!
4Kが録画できないならテレビなんか見ないと反発する声が凄く多くなってきています。
最近ではネットのサービスを楽しむだけでも時間が足りなくなってきていますが、これで録画できなくされてしまったら増々テレビ放送など見る人がいなくなってしまうのではないでしょうか?
だってネットフリックスやdアニメストアやdTVなどなど、定額制で魅力的なコンテンツを楽しめるサービスは増えてきているのですからね。
こんな規制を新たに設けるなんてことは放送局にとっては自殺行為だということに気がつかないのでしょうか?自らネットサービスにお客を誘導しているようなものですからね。
しかし気をつけなければならないのは、反対するのであれば同時に「CMスキップ禁止」についても最初から抗議の項目に入れておくことですね。
スポンサーの機嫌取りでこのようなことを言い出していると思われますが、このままだと国内メーカーの新機種で不買運動が起こる可能性だってあるのです。
こうなれば放送局もスポンサーも電気メーカーもユーザーからソッポを向けられてしまうかもしれませんね。
まさに本末転倒になりそうですよね。
4K放送の録画禁止まとめ
今回の記事では「4K放送は録画できない?4Kが録画禁止になる理由は何?」ということで、ユーザーの反発が多そうな内容をご紹介させていただきました。
それにしてもコピ10の制御の時にも思いましたが、日本はどうしても後ろ向きの方法で利益を得ようとする考え方が無くならないという印象ですよね。
録画させなければテレビ局が用意している有料放送や有料配信の加入者が増えるだろうという浅はかな考えなのでしょうけども・・・
テレビが不便になれば、最後は誰のテレビ放送など見なくなってしまうことに気が付けないのでしょうね。
「そして誰もいなくなった」という小説がありましたが・・・次世代放送推進フォーラムで話し合いをしている方々に読んでもらいたいものです。
ユーザーはもっと魅力のあるコンテンツに流出していってしまうことでしょうね。