インフルエンザが猛威をふるっていますが、普通に健康な人であれば罹りたくはないですよね。
しかし世の中には「一発逆転」と称して、わざとインフルエンザになるように振る舞う人がいるのです。風邪をひいた人がウヨウヨといる大病院の待合室だとか、大勢が集まるショッピングセンターに出掛けていくわけですね。
それは何故かと言うと、その人達は癌になっていて放射線治療も抗癌剤も効き目がなくて民間療法に頼ることぐらいしか完治する方法がないからなのです。
そんなガン患者の人達に信じられている民間療法というのがインフルエンザを利用した「一発逆転療法」なのですが・・・いったいどのような治療法なのでしょうか?
ガン患者が一発逆転療法に頼る理由
まだ「一発逆転療法」がどのような治療法かという説明もしていませんし、そもそも民間療法自体が正規の癌治療と比較すると信頼に値しないものだと言う人が多くいることも知ってはいます。
しかしガン患者がなぜ怪しい民間療法に頼るのかと言えば・・・「医者が治してくれないから」なんですね。医者が治してくれていれば誰も怪しい治療法に頼る必要なんて無いわけです。
信じられないかもしれないですが、大雑把に言えば・・・癌という病気に関しては医者の治療を受けている人でも無治療の人でも生存率には大きな変化はありません。確かに手術で助かる「癌」というのもありますが、転移していたりステージによっては手の施しようがないといのが現状なのです。
医者は偉そうな事を言うのであればどんな癌でも治してみせろと患者さんたちは思っているのですが・・・それはどんな名医でも現在のところは無理なのですね。
医者が患者の癌を完治することができないことが民間療法でもある「一発逆転療法」が信じられる治療法として頼られるようになってきている理由なのですね。
インフルエンザで癌が完治する理由
一発逆転療法の仕組みとして、インフルエンザで高熱を出すと癌が治ることが挙げられますが・・・それではどうしてインフルエンザでガンが完治してしまうのでしょうか?
それは「ガン細胞が39度以上の体温で消えてしまう」からですね。ガンの治療法に「温熱療法」というのがありますが、それをインフルエンザの高熱を利用して一発で行うのが一発逆転療法なのです。
逆にガン細胞が一番増殖しやすい体温というのが36度以下なんだそうですよ。そういう意味では現代の日本人にガンが急増しているのは「低体温」が一番大きな理由なのかもしれないですね。
ちなみに、温熱療法とかはあまり意味がないのですよね。
だって外的に熱エネルギーを体に与えても汗をかくことによって人間の体は冷まそうとするので、思ったほどには体温は上がらないのですから。
さて一発逆転療法でガンが完治する根拠というか発祥ですが・・・蚊によるマラリアで頻繁に高熱を出している地域にはもともとガン患者は少ないのだそうです。
また、医者が見放したガン患者が梅毒による高温で完治してしまったことも根拠とみなされているようですね。
このような治療法には「温熱療法」とは区別して「発熱療法」という名前が付けられています。
インフルエンザ対策がガン患者を増やしている?
最近ではインフルエンザのワクチン接種が推奨されたり、治療薬としてタミフルやリレンザが処方されたりしますよね。
また、昔から風邪になると医者は解熱剤を出したりもして患者は喜んで飲んでいたりもしました。
しかしよくよく考えてみれば、体の免疫力が一番力を発揮するのが39度台の体温ですので・・・解熱剤などは愚の骨頂と言いたくなる薬ではないでしょうか?
そういう意味では、喫煙率が下がっているのに肺ガンの人が増えているのも当然のことかもしれないですね。
もしインフルエンザを退治してしまったら日本人は皆、ガンで死んでしまうかもしれませんね。
ガン患者と一発逆転療法まとめ
今回の記事は「ガン患者と一発逆転療法とインフルエンザの関係!民間療法としては信じられる?」という内容でしたが、実際に癌になってホスピスにいるような人にとっては衝撃的な内容だったのではないでしょうか?
ご紹介したように他の病気の高熱を利用してガン細胞を死滅させる手法には、実はノーベル賞が与えられているらしいのですが・・・医療界もマスコミも大々的に発表することはありませんよね。
しかしゼロ円で完治してもらったのでは医者も儲からないですし、高額な抗癌剤を売っている製薬メーカも儲からなくなりますからね。誰も言うわけがありません。
あなたがもし「逆転サヨナラ満塁ホームラン」を打つ気持ちならば、この季節に大病院の待合室などをマスク無しでウロウロすると良いでしょう。
癌の人は免疫が落ちている場合が多いそうですから、それが本当ならば直ぐにインフルエンザに罹ることでしょう。
どうせ全身に転移していたりして先が短いのであれば、インフルエンザによる肺炎で死んだとしても大きな違いは無いことでしょう。
体を大事に大事に守っていくのも一つの手ですけども、今回の方法はあくまでも「一発逆転」なのですからね。失敗したら癌も治らずに肺炎で死期が早まってしまうのですけどね。