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ドイツ銀行に倒産の可能性!LIBORが原因でデフォルトすると世界恐慌に!

 今日も豪快に日経平均株価が暴落していますが、やはりドイツ銀行の倒産の可能性が示唆されていることが原因として考えられているようです。

ドイツ銀行が倒産(デフォルト)する可能性は2015年の夏くらいから指摘されてきましたが、あれから半年ほどたった現在になって倒産の危機が深刻化してきたのかもしれないですね。

そもそもドイツ銀行の株価自体が大暴落していますので・・・この株価の推移を見るだけでも倒産する確立がかなり高いことがわかると思います。

リーマン・ショック以降の大規模な金融緩和によって世界恐慌は回避されたように見えましたが、実はより大規模な危機が訪れる原因になったのかもしれませんね。 

ドイツ銀行が倒産(破綻)の原因は?

 ドイツ銀行が倒産すると噂されるからには原因があるのです。

その一つがデリバティブ商品ですが、かなり大量のデリバティブ取引を行っているようなのですね。それもギリシャ絡みの危ないヤツです。

デリバティブ商品をどれだけ取引していたのかは外部からは分からないようになっていますが、ドイツ銀行が取引を大きくしていったことについて何の規制も行わなかったドイツ政府の責任も重大なものとなるでしょう。

さらにドイツ銀行はLIBORやTIBORについての不正を行っていたことから多くの訴訟を抱えているわけですが、そのいづれにおいても莫大な賠償を請求されているのです。

また、フォルクスワーゲンの排気ガスの規制逃れの不正によって破綻しそうになっていたのですが・・・メルケルの指示によってドイツ銀行がフォルクスワーゲン救済の資金の大部分を出すことになったのです。

これらの要因からドイツ銀行の株価が大暴落したわけで、それによって倒産(破綻)するという噂が大きくなっていく原因になったのです。

ドイツ銀行の破綻で世界恐慌になる理由

 ドイツ銀行ってとてつもない規模の大きさなのですが、ここが破綻(デフォルト)してしまうと規模が大きいだけに誰も助けることができないという状態になっているのです。

なんといっても世界第4位の規模を誇る銀行ですから・・・もし倒産なんてことになればリーマン・ショック超えの世界恐慌が発生する可能性は凄く高いのです。

ドイツ最大の銀行が破綻してしまった場合は救済するのはドイツ政府ということになると思うのですが、フォルクスワーゲン問題や難民問題によって分裂しているドイツが簡単に救済できるとは到底思えないことも理由の一つになっています。

さて、ドイツ銀行の株が売られるということは全世界の金融関連企業や商品の価値の低下を引き起こすキッカケとなります。

実際にドイツ銀行の株価暴落が原因となって日本の銀行株も大幅に下落しているのですからね。

今後もありとあらゆる金融関連株が下落していくことが金融不安を引き起こして、結果的には世界恐慌へと繋がる可能性が感がれられているのです。

ドイツ銀行デフォルトと世界恐慌まとめ

今回は「ドイツ銀行に倒産の可能性!LIBORが原因でデフォルトすると世界恐慌に!」という内容でしたが、もともとはドイツ経済はヨーロッパの中でも優等生的な存在だったのです。

しかし約54兆ユーロにもなるデリバティブを持っているがために、ギリシャの破綻によってドイツも破綻することになるわけですね。

ギリシャの破綻はEUの解体に繋がる危険なものなのですが・・・そうなれば当然、世界経済にも大きな影響を与えるのは必死ですからね。

さてさて、ドイツ銀行は新型ハイブリッド債やCoCo(ココ)債の利払はキチンと行えるのでしょうか?

噂ではフォルクスワーゲン倒産の危機も流れていますので、八方塞がりという様相を呈してきましたね。