私は、小さなノートパソコン「バイオタイプP」でウィンドウズビスタ(Windows Vista)を使っていますが・・・来年の2017年4月でサポートが終了してしまいます。
ビスタ(Vista)は出来は悪くなかったと思うのですが当時のパソコンのスペックもあって動作が重たかったことが不評だったですよね。
それもあってか現在の日本で稼働しているウィンドウズビスタ(Windows Vista)の割合は1.7%程度だということですが、それでもマイクロソフトからのサポートが終わってしまうと様々な不都合が生じてしまいます。
そこで今回はウィンドウズビスタのサポートが終了すると何が起こるのかを説明しておきたいと思います。またサポート切れのままで使い続けることのリスクやデメリットも説明しておきますね。
ウィンドウズビスタのサポートが終わると・・・
Windowsのサポートが終わるというのはマイクロソフトから定期的に提供されている更新プログラムが打ち切られることを意味します。
更新プログラムはOSのバグやセキュリティホールを塞いでくれる重要なものですが、サポート終了によって新たにセキュリティホールが見つかったとしても放っておかれるということになるのです。
つまり、サポート切れになってしまったウィンドウズビスタは「役立たず」「無用の長物」のような存在になってしまうわけですね。
サポート切れビスタを使い続けるリスクとデメリット
ビスタに限らずともMicrosoftからのサポートが切れてしまったOSを使い続ける人は意外と多いのですが、この行為には様々なリスクやデメリットがあることを忘れてはいけません。
使えるわけですから「まだまだ大丈夫」と思って使う人や、不正アクセスされても問題はないと考えている人も多いのですが・・・
更新されずセキュリティホールが塞がれていないOSを搭載したパソコンは、ウィルスなどで犯罪者に乗っ取られて様々な企業や官公庁のサーバーを攻撃することに使われてしまうこともあるのです。
実際に乗っ取られたパソコンを知らずに使っていたがために警察が捜査に来ることだってあるのですからね。もしあなたのパソコンが脅迫や誘拐事件などに使われてしまったら・・・大変なことになってしまうのですよ。
そしてサポートが切れたウィンドウズに対して多くの人が勘違いしていることがあって・・・「◯◯バスターやカスペルスキーなどのウィルス対策ソフトがインストールしてあるから大丈夫!」と考えている人が多すぎるわけです。
基本的にウィルス対策ソフトはパソコンを守ってくれるのですが、それはきちんとアップデートしてあるOSであることが前提になっているのです。
まして大規模アップデートが施されていないWindowsの場合は対策ソフトの動作すら不安定になってしまう場合も多いので、基本的には役立たずだと考えておかねばなりません。
サポート切れのビスタでの対策は?
マイクロソフトからのサポートが打ち切られたウィンドウズを使うことのリスクは分かってもらえたかと思いますが、それでは実際にどのような対策をとればいいのでしょうか?
一つは最新のOSにアップグレードすることですが、ビスタ(Vista)時代のPCのスペックですとまともに最新Windowsが動作するかどうか怪しい感じなのです。
そういう分けでオススメの対策2つめは・・・パソコンを買い換えてしまうですね。
ぶっちゃけて言えば買い替えしか方法は無いと思います。
しかしどうしても現在のウィンドウズビスタを使い続けたいとなると、インターネットに繋げないで使うという方法しかないと思います。
完全に外部と切断された状態であればセキュリティに問題があっても使うことはできますからね。例えば年賀状や写真の印刷だけに使うとかですね。
ウィンドウズビスタサポート終了まとめ
今回は「ウィンドウズビスタのサポートが終わる!ビスタを使い続けるデメリット(リスク)と対策方法!」ということでしたけども、そもそもVista時代のパソコンだと現在の様々なサービスを使いにくいという状況だと思うのですね。
これだけインターネットでのサービスが増えてきたからには、自分のパソコンやOSやディスプレイなども最新のものにしておかないと使いこなせないようになっていると思うのです。
それはネットワーク機器も同様で、無線LANルーターやLANケーブルなども常に最新のものにしておかないとメリットを享受できないわけです。
そういう意味では、ウィンドウズビスタのサポート終了はいろいろな機器を買い換える良いキッカケになるのではないでしょうか?
金銭的負担は増えますが、今までより快適になることを考えると悪くない選択だと思いますよ!特にディスプレイや大きくて安いのが多く出てきていますのでメリットを感じやすいですよ!