ロシアのプーチン大統領も中国の習近平国家主席もパナマ文章で財産隠しがバレてしまって慌てているようですが、実はイギリスのキャメロン首相にもタックスヘイブンを利用した脱税の疑惑が掛けられているのは知っていましたか?
さすがにプーチン大統領や習近平のような露骨な情報操作はしていないようですが、キャメロン首相本人とその父親がタックスヘイブンを利用して投資行為をしていたことまでは認めたようです。
(プーチンは1000億円脱税。中国では習近平脱税のニュースが放映禁止に)
イギリスキャメロン首相までもがパナマ文章に
キャメロンがタックスヘイブンを利用していたことについては非難が浴びせられているのですが、その理由としては・・・本人や家族の名義でタックスヘイブンに逃がした資産から利益を得ることはないと嘘をついていたからなんですね。
首相の嘘がパナマ文章によって暴かれたわけですが、ただ投資行為をしていただけなのかどうかという疑惑を持たれているわけです。
もしかしたら中国などから賄賂を受け取っていた可能性もあるのですからね。タックスヘイブンを利用してマネーロンダリングしなければならない金となるとよほど黒い理由の金でしょうからね。
しかしよくよく考えてみれば・・・キャメロン首相は女王エリザベス2世と親戚ですし、家系的には昔から銀行業のようなこともやっていたので資産も多いでしょうし・・・タックスヘイブンに資産移しをしていたとしても不思議ではないのですけどね。
イギリスキャメロンもアイスランド首相に次いで退任の可能性
パナマ文章による衝撃は凄いもので、アイスランドではグンロイグソン首相が税金を逃れるために資産をタックスヘイブンであるパナマに移していたのですが・・・その事実がパナマ文章によって暴露された瞬間にアイスランド国民が暴動にデモを行った結果として首相が辞任(退任)になったのです。
これはアイスランドだけのことでは終わりそうもなく、ロシアのプーチンや中国の習近平なども退任の可能性が出てきているようですね。(習近平国家主席に関しては暗殺される可能性もあると言われているようです。)
そしてマネーロンダリングを認めたイギリスのキャメロン首相も無傷というわけにはいかないと思われますが、退任を要求される確立はかなり高いのではないでしょうか?
パナマショックでポンド安(急落)と円高に
FXをやっている人は急激な円高に驚いたと思いますが、その原因がパナマ文章にあると知っている人はどれだけいるのでしょうか?
世界中の富豪や有名人のスキャンダルということで、緊急時の円買いという様相を呈しているわけですね。
またイギリスのキャメロン首相の退任が予想されることからポンドの下落が加速しているのも、そのせいなのですからね。
または、日本人や日本企業が脱税していたことは日本のテレビではほとんど報じられていませんが・・・ヤバイと思った奴らが急遽として資産を日本に帰している可能性もあるかもしれないですね。55兆円が日本に戻ってくるとなると、当然、円高になってしまいますよね。
パナマ文章でイギリスキャメロン首相退任まとめ
今回は「パナマ文章でイギリスのキャメロン首相に退任の可能性!脱税となればポンド急落も!」ということでしたが、不思議なのが・・・パナマ文章の報道にアメリカ人の名前が見当たらないことなんですね。
それには理由があるので後日にブログに書く予定ですが・・・信じられないのが日本政府や日本の報道陣のパナマ文章に対する態度ですよね。
少なからずは報道はしているのですが、いずれにしても「海外で・・・」とか「海外富裕層の資産隠しが・・・」というように海外の事件という印象付けを徹底的にしているのです。
日本の有名人や日本企業も資産隠しをしているのに報じないのですね。
その中でもパイオニアなんて経営危機の時に税金で助けてもらっているのに、いざ利益が出るようになると税金を払いたくなくてパナマに資産を移してしまうのですから「恩を仇で返す」ような行動をしています。
二度とパイオニアを助ける必要はないとわかりましたね。