パナマ文章によって税金逃れをしている連中の名前が暴露されていますが、その中にアメリカ人の名前があまり入っていなかったことが意外に感じた人は多かったのではないでしょうか?
パナマ文章流出でアメリカ人が少なかった理由がだんだんと解明されてきてはいるのですが、どうやらアメリカ国内のデラウェア州やワイオミング州にタックスヘイブンのような特区が存在しているようなのです。
デラウェア州やワイオミング州があるからこそアメリカの有名人がパナマ文章に出てこなかったわけですが・・・ここでついに大物の名前が浮かび上がってきているのです。
それは現在、アメリカ大統領選挙における候補者の指名争いをバニーサンダースと競っているヒラリークリントンなんですね。
ヒラリークリントンがパナマ文章に出てくることはメール問題以上のスキャンダルに発展する可能性があることから、「待ってた!」という人もいるのではないでしょうかね?
ヒラリークリントンがパナマ文章に掲載された経緯
アメリカ国内にはデラウェア州やワイオミング州のようなタックスヘイブンがあるのですから・・・アメリカ人はパナマやケイマン諸島やスイスなどに資産を不正に移しておく必要はないわけですね。
そういう意味ではヒラリークリントンだってパナマのタックスヘイブンを利用する必要なんて無いわけです。
そして大統領選挙の候補者争いをしている最中にこんな噂が出てきたものですから、ヒラリーとパナマペーパーの関係はバニーサンダースが流したものではないかという陰謀論が展開されているのです。
そのような陰謀論が出てきたタイミングが面白いもので、ヒラリークリントンとバニーサンダースが討論会を開くと合意したタイミングでスキャンダルが出てきたのですからね。
それでは、ヒラリーがどのようにしてパナマのタックスヘイブンを利用していたのかですが・・・実はロシアの銀行を利用していたとのこと。
ロシアのSberbank(ズベルバンク)という大銀行のアメリカ投資会社と、ヒラリークリントンが使っていたロビイング会社が同じだったのです。
ちなみに「ロビイング」とは、「自分の会社の経営のために、国の規制や国際標準を有利なように変えることで・・・そのために政府や国際機関に働きかけたりすること」です。
そしてロシアのSberbank(ズベルバンク)が使っていたロビイング会社は、ヒラリークリントンの選挙対策本部長であるジョンポデスタと政治資金参謀のトニーポデスタが創業した会社なのです。
もうこんな裏の情報がパナマ文章によって表面化してしまっては・・・1%の富裕層達は庶民からみれば敵同然になってしまいますよね。
ヒラリークリントンとパナマ文章まとめ
今回は「パナマ文章にヒラリークリントンの名前?ロシアの銀行Sberbank(ズベルバンク)でタックスヘイブン利用?」ということでしたが、大統領選挙のことを考えるとまだまだ波乱が巻き起こりそうな雰囲気になってきましたよね。
パナマ文章(パナマペーパー)の情報が小出しに出てきていますが、情報量が凄まじいこともありますが・・・情報の出すタイミングによってはアメリカの大統領選挙の結果を動かすこともできそうですよね。
誰かが裏で情報を操っている可能性もありますが・・・既に陰謀論にハマってしまっているようですね、私。