新名神の有馬川橋(ありまがわばし)で発生した高速道路の橋げた落下事故ですが、工事を請けていた建設会社(ゼネコン)は「三井住友建設」で確定のようです。(横川ブリッジJV)
事故現場の写真を見たところ救急車や消防車などが集まっていて大変なことになっていましたが、三井住友建設は横浜のマンションの傾いた事件に続いてのことなので・・・危機的状況に陥るのではないでしょうか?
マンションの賠償問題の時でも三井住友建設の倒産や破産が心配されていましたけども・・・橋梁において独自の技術の組み合わせと開発された新技術が裏目に出てしまったのかもしれませんね。
しかし、噂によると有馬川橋(ありまがわばし)の事故部分を担当していた建設会社は横川ブリッジJVが担当だったとも言われているようです。 (JVはジョイントベンチャー)
新名神有馬川橋橋桁落下事故の原因は?
新名神高速道路の有馬川橋(ありまがわばし)における橋桁落下事故の原因ですが・・・三井住友建設の新技術が原因と考えられる案とクレーンの操作ミスが原因と考えられる案のドチラかではないかと言われているようですね。
事故の瞬間の動画を確認してみると、クレーンで持ち上げていた時に落下しているように見えます。どんな新工法でも操作ミスをしたら事故に繋がると思いますけどね。
しかし西日本高速道路関西支社の上層部の人達は「原因は不明」という言葉を繰り返しているだけですけどね。
工法の安全性という面から見てみると、有馬川橋で行われていた工法は「送り出し工法」で普通に使われる工法で安全性という意味では何の問題も無いはずでした。
橋の工事としては60%から70%ほど進んでいたわけで、ジャッキで支えていたりワイヤーで吊っていたりしていた段階の事故ですので・・・クレーンかジャッキが事故原因ではないかと考える人が多いのです。
橋げた工事の三井住友建設と横川ブリッジJVが倒産する可能性?
さて、三井住友建設と言えばパークシティLaLa横浜の傾いたマンションの時にも倒産や破産の心配がされていましたが・・・あの事件の時は「あのくらいで倒産する会社ではない」と言われていたものです。
しかしパークシティLaLa横浜に続いて橋を落とす事故を起こしたとなると・・・いよいよヤバイと思われても仕方のないことではないでしょうか?
どちらにしても、三井住友建設と横川ブリッジJVは事故の原因を調べて再発防止に取り組まないといけないですね。
信用回復までの道のりは遠いとは思いますが・・・。
新名神の有馬川橋の建設会社は三井住友建設と横川ブリッジまとめ
今回は「新名神 有馬川橋で橋げた落下事故の建設会社は三井住友建設と横川ブリッジJV」ということでしたけども、私は事故の瞬間を見たのですが・・・下の国道には多くの車が走っていましたので、少しでもタイミングがズレていればさらなる大惨事を招いていた可能性があると思うのです。
事故の瞬間は、一気に落ちたという感じではなくて三段階くらいで「ドンっ、ドンっ、ドンっ」という感じで落ちていました。
事故が発生した有馬川橋(ありまがわばし)の区間は2年も予定を前倒しにされた経緯があります。
工期の前倒しが事故の可能性を引き上げたということも考えられると思いますので・・・今後の両建設会社の対応に期待したいものですね。