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新型セレナに搭載のレンジエクステンダーEVとは?メリットとデメリットやハイブリッドと比較して燃費は良い?

 いよいよ2016年の夏に日産セレナが新型にフルモデルチェンジいたしますね。

現行モデルの型式はC26ですが、次期新型セレナの型式はC27となります。初代がC23ですから4代目となるのですが現行型が発売されてからは既に6年も過ぎてしまっています。

さすがに6年も経つと競争力が落ちてくるのですが、基本設計が良かったことに加えてハイブリッド車などの追加でなんとか人気を保っていたのが奇跡的でしたね。

そこで気になるのがC27新型セレナの内容ですが、その中でも注目したいのがフルモデルチェンジから遅れること1年で登場すると予想されているレンジエクステンダーEV搭載の「セレナEV(電気自動車セレナ)」です。

今回は新型セレナに搭載されると見られているレンジエクステンダーEVの特徴や、気になる燃費やメリット&デメリットを調べてみたいと思います。 

新型セレナのレンジエクステンダーEVとは?

 基本的には、C27新型セレナには2リッターのガソリン車とハイブリッド車の設定となるのですが・・・これらに加えて1年後にはレンジエクステンダーEV「セレナEV」が登場することになります。

そこで気になるのがセレナEVのレンジエクステンダーとは何なのかということですが・・・簡単に言うとガソリンエンジンで発電した電力で走行する電気自動車なんですね。

もっとわかりやすく言えば、充電しなくても良い電気自動車でしょうかね?ガソリンスタンドを利用する電気自動車と言ってもいいでしょう。

小さくて発電効率の高いエンジンで発電させることによって高価で重たい大容量リチウムイオン電池が必要なくなるわけですね。

従来のエンジンは加速に必要な馬力を得るために非効率な設計が施されているのですが、レンジエクステンダーEVにすることによってガソリンエンジンを最も効率よく使うことができる回転数で回し続けられるので燃費も大幅に向上するのですね。

レンジエクステンダーEVにすることによって、ガソリンエンジン車と電気自動車とハイブリッド車の良い所を取り入れることになるわけです。

レンジエクステンダーEVの燃費やメリット&デメリット

 それでは、日産新型セレナEVに搭載されるレンジエクステンダーEVのメリットやデメリットを考えてみましょう。

  • 電気自動車(EV)のように大きくて重たい蓄電池が必要なくなるメリット。
  • 小さくて軽い発電用エンジンを効率の高い回転数で使うため燃費が良くなるメリット。
  • ハイブリッド車のように複雑な仕組みや制御も必要なくて特許を侵害する可能性も低い。
  • そもそも重たくて複雑な大きいエンジンが必要ない。
  • 最低限の蓄電池(リチウムイオン電池)だけで良いので価格やコストの面で有利になる。
  • エンジンを発電機のみとして使うことによって複雑なトランスミッションやクラッチ構造などが必要なくなるためにハイブリッドと比較して軽量化できる。

どうでしょうか?これだけのメリットがあるレンジエクステンダーEVですから期待も高まるのですが・・・デメリットは殆ど無いと言っていいと思われますね。

そして、レンジエクステンダーEVとなる新型セレナの燃費はどのくらい良いのかということですが・・・普通のハイブリッド車の燃費は1リッター当たり24キロが目標となっているようです。しかし残念ながらセレナEVの燃費の情報は上がってはきてないようです。 

 BMWやホンダのレンジエクステンダーEVは?

 レンジエクステンダーEVと聞いて思いつくのがBMWのi3ですが、どうやらホンダも開発を始めているというから面白くなってきましたよね。

しかしホンダはステップワゴンでダウンサイジングターボとハイブリッドを試みていますので、レンジエクステンダーは少し先の話しになりますね。

ちなみにBMWのi3のレンジエクステンダーと新型セレナEVのものとではタイプが少し違うのですが・・・

レンジエクステンダーEVの事を詳しく知りたいかたは、とりあえずBMW i3の事を調べてみると良いのでは?

やはり充電しなくても走ることができる安心感というものは電気自動車に乗っている人にしか分からないものだと思いますね。 

新型セレナのレンジエクステンダーEVまとめ

今回は「新型セレナに搭載のレンジエクステンダーEVとは?メリットとデメリットやハイブリッドと比較して燃費は良い?」ということでしたけども、今後はレンジエクステンダーEVは増えてくるものと思われますね。

その場合に有利になるのが、軽四を作っているメーカーや自動二輪(オートバイ・バイク)を作っているメーカーだと思います。

なぜならば、発電用のエンジンは小さくてシンプルな物で良いのですから・・・そのエンジンを新規で開発するメーカーよりも、バイク用や軽四用の物を再利用できるメーカーの方が圧倒的に優位になるからなんですね。

今回の新型セレナの場合、日産は発電用エンジンをどうするのか発表されてはいませんが・・・

開発が進めば圧倒的に高効率な発電用エンジンが開発されることとなるでしょう。その場合はレンジエクステンダーEVの燃費はハイブリッド車やガソリンエンジン車を軽く超えるものになるのでははいでしょうか?

どちらにしても、レンジエクステンダーEVにすることによってデメリットよりもメリットの方が多いのは間違いないですね。