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三浦弘行9段がスマホ&将棋ソフトで不正?離席カンニング疑惑は黒か白か?

 三浦弘行(みうら ひろゆき)と言われても誰の事か分からない人の方が多いと思いますが、三浦氏は将棋のプロ棋士で現在は9段となっています。将棋に関する著書も多数あり。

将棋と言えば羽生善治(はぶ よしはる)が有名ですが、この羽生善治が「三浦弘行は限りなく黒に近い灰色と思う」と語った背景にはとんでもない疑惑が隠されていたのですね。

週刊文春でも新潮でも報じられるようになってきていますが、三浦弘行9段がスマホと将棋ソフトを使って対局中の離席でカンニングの不正を行っていた疑惑で将棋界が現在、大きく揺れているのです。

果たして、プロ騎士がスマホと将棋ソフト(プログラム)を使って対局中にカンニングした疑惑は本当なのか?不正が黒か白か・・・多くの棋士が検証に入っているようです。 

三浦弘行、スマホで将棋ソフト使用不正疑惑

今年の夏に行われた竜王決勝トーナメントの準決勝において、久保利明9段と三浦弘行9段の試合においてスマホ不正疑惑が持ち上がってきています。

対局途中では不利な形勢だった三浦弘行プロが、最終局面になると1手ごとに退室して・・・最終的には逆転勝利を収めたのですね。

普通に局面を引っくり返したのであれば賞賛される場面ですが、後半の重要な局面では持ち時間が少なくなりますので退室して休息するプロ棋士などほとんどいなかったのに・・・三浦氏は1手打つごとに退室して休憩していたのが誰の目にも異質に見えたものです。

そこで出てきたのが「スマホと将棋ソフトやプログラムを使った不正(カンニング)疑惑」なのです。

スマホ不正疑惑は何も理由も無く出てきたものではなくて、実は対局中に離席して控え室で休憩を取っていた三浦弘行がスマホの操作をしていたのを目撃した人もいるわけですね。

これによって疑惑から、本当に真っ黒なのではと言われるようになったのです。

三浦弘行のスマホ不正は以前から疑われていた

実は三浦弘行9段のスマホ不正は今になって疑われるようになったわけではないのです。

郷田真隆(ごうだ まさたか)9段プロなどや橋本崇載(はしもと たかのり)棋士は、以前からスマホ不正の事を訴えていましたからね。

橋本崇載プロに関しては、三浦弘行の将棋プログラム使用不正疑惑について「1億%・・・黒!真っ黒!」とツイッターで書き込んだりもしています。

さらに、渡辺明竜王ですらスマホ不正疑惑については・・・以前から疑いを持っていたとのこと。

クロもクロ、真っ黒クロスケですな。 

羽生善治などプロ棋士が将棋ソフト不正を検証

 三浦弘行がプロの対局において将棋ソフトを使って不正に勝利を得ていたのではないかという疑惑については、既に多くのプロ棋士やアマチュア棋士によって検証が始まっています。

その結果として不正疑惑の将棋ソフトは「技巧」ではないかと言われるようになっていますね。

もともと最強の将棋ソフトと言われていたのは「ボナンザ」ですが、フリーソフトとして公開された「技巧」はボナンザと同等の強さを備えていると見られているプログラムなのです。

当然、「技巧」はスマホのアプリとしても使えるのですが・・・技巧のアプリが公開された時期と三浦弘行の不正疑惑が始まった時期は一致するのも怪しさ満点なわけですね。

それではどうして将棋の対局におけるスマホ不正に使われた将棋ソフトが「技巧」と判明したのかと言うと・・・とある対局において三浦弘行の打つ手と「技巧」の指し手が一致した確立が93.3%だったのです。

実は、指し手がこの確率で同一というのは・・・指し手の違いは1手だけということなんですね。

他の対局で検証してみても、三浦9段と「技巧」の指し手が一致する確立は92.8%だったとのこと。

これが他の棋士だと、一致する確立は60%だとか50%にしかならないのですね。

だからこそ羽生善治も、今回の離席カンニング疑惑については「限りなくクロに近いグレー」と表現したのでしょうね。 

三浦弘行が対局中にカンニングすることは可能?

 それでは、プロの対局中に三浦弘行がスマホでカンニングすることができるのかどうかですが・・・これができちゃうんですよね(笑)

対局中はトイレに行くのも自由ですし、控室で休息するのも自由なのです。

仮にトイレでスマホ操作されたならば・・・誰にもわからないうちに将棋ソフト「技巧」を使って次の1手を知ることができてしまうわけです。

カンニングを防ぐ方法としては、対局前にスマホを預かるとか・・・トイレや控室に監視カメラを取り付けるということになりますが、プロ棋士にすることではないですよね(笑)

三浦弘行の将棋ソフトカンニング不正まとめ

今回は「三浦弘行9段がスマホ&将棋ソフトで不正?離席カンニング疑惑は黒か白か?」ということでしたが、一般の人には分からないと思いますがプロ棋士の場合は、全局面でカンニング不正をする必要はないのですね。

ココぞという急所のタイミングだけをカンニングできさえしたならば、スマホや将棋ソフトを使ってインチキをすることは・・・十分に不正として有効な手段になるわけですよ。

今回の三浦弘行9段のスマホ不正疑惑についても、全体の指し手の一致率が90%あるとかどうかはあまり関係ない情報なんですね。

実は彼の場合は、ここぞという急所での次の1手が驚くほど将棋ソフト「技巧」の手筋と同じことが疑いを濃くしていってるのです。

しかし、今回の事件で明らかになったのは・・・プロ棋士がインチキの方法として通用するほどの強さを示した将棋プログラムが登場してしまったということなんですよね。

しかもフリーソフトなので、無料で。