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睡眠学習の効果を上げる方法を教える!時間というよりタイミング。

 そろそろセンター試験の時期ですが、少しでも楽して勉強しようとすると「睡眠学習」の効果について気になってくるものですよね。

最近だと英会話のためのアプリで睡眠学習ができるものも登場してきていますが、効果ありか効果なしかで意見が分かれてしまうようです。

一般的には、寝ている時に英会話など勉強したい内容を流しておけば自動で記憶できてしまうというのが睡眠学習だと思われているようですが・・・眠りながら勉強して成績が上がるのなら全員の成績がアップしてしまうことになりますよね。

実はこの方法での睡眠学習には効果なしという認識が広がっていて、今回紹介する方法というのは「寝る前に勉強したり覚えたりする」というものなんですよね。

眠る前に勉強するだけで記憶に残ってしまうのは既に実証済みなのですが、勉強するタイミングというか寝る時間によって効果が出たり少なくなったりすることは知っていましたか? 

そこで今回は、睡眠学習の効率を上げる方法をご紹介したいと思います。

睡眠学習の効率を倍にする方法は?

眠る前に勉強するだけで、寝ている間に脳は記憶として定着させているわけですが・・・受験勉強などをした後にしっかりと寝るだけで記憶が頭に残りやすいということは覚えておくべきでしょうね。

しかしそんな睡眠学習でも、ちょっと方法を変えるだけで効果が2倍になってしまうとしたらどうでしょうか?

今回ご紹介する方法を知っておくだけでもテストの点がアップする可能性はあると思いますので、ぜひ試してみて下さいね。

それでは効果アップの方法ですが・・・基本的には勉強した後に寝ないでいると記憶が残らないという研究結果は有名なわけですが、その効率を倍にする方法も研究されていたのですね。

それは、勉強の途中でも仮眠で良いので寝てしまうという方法なんです。

普通の人は午前中に勉強して午後からも勉強してから、眠るという行動をとってしまいますよね。

しかしこれより効果を上げようとするのであれば、勉強が一区切りしていなくても寝てしまうというものなんですね。

全てを終わったあとに眠るのではなくて、途中ででも寝てしまう方が記憶として定着し易いというのですから驚きです。

この睡眠学習の方法を「インターリービング」と呼ぶみたいですが、起きた後も勉強を続けて・・・眠くなれば寝てしまえばいいのですから気が楽に感じるのでは? 

効率的な記憶法まとめ

今回は「睡眠学習の効果を上げる方法を教える!時間というよりタイミング。」ということでしたが・・・徹夜で受験勉強するという価値観は前時代的なものになってしまいましたね。

人間の脳の働きとしては「短期記憶」と「長期記憶」の2つがあるのですが、短期記憶は直ぐに忘れてしまい長期記憶は忘れにくいという特徴を持っているのです。

人間は寝ることによって大切な記憶を長期記憶として留めるわけで、徹夜なんて行為は直ぐに忘れてしまう短期記憶しか使っていない愚かな方法なわけですね。

どんなに一生懸命勉強したところで、記憶の仕組みから考えれば・・・30分後には約45%は忘れてしまうわけです。

1時間後には約60%も忘れてしまいますね。

1日経てば8割がた忘れてしまうわけです。

この忘れるという仕組みから逃れるためには「繰り返し」「寝て長期記憶にしてしまう」の2つの方法しかないわけです。

特に記憶を整理して長期記憶にするのは、浅い眠りのレム睡眠だと言われていますよね。(体を休めるのは深い眠りのノンレム睡眠)

この法則を知っていれば・・・寝る前に漫画を読んでいる人は漫画の内容ばかり脳に定着してしまうことになります。寝る前は勉強するようにしましょうね(笑)

ちなみに、覚えたい内容をテープに吹き込んで寝ている間に聞く睡眠学習装置というか機械が販売されていたことがありますが・・・

あの機械の仕組みは、寝ている間に覚えているわけではなくて・・・テープに吹き込む時に覚えているってことなんですね。

その直後に寝るのですから、テープに入れた内容は長期記憶に残るので・・・結局は睡眠学習としては有効であるというだけなのです(笑)