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秀光ビルドの欠陥住宅が文春に!建築基準法違反でクレーム!格安住宅メーカーは倒産?

 格安住宅メーカーの秀光ビルドが建てた家が建築基準法違反の欠陥住宅だったことが週刊文春で取り上げられています。

一般的には格安住宅メーカーというのは、一棟で1000万円前後のローコスト住宅を販売するのですが・・・タマホームやアキュラホームが有名ですよね。

大手住宅メーカーや高級工務店でさえ欠陥の発生はゼロではないのに、コストを徹底的に削減している格安住宅メーカーの場合はトラブルや問題は頻発する傾向にあるのは常識ではありました。

実際にタマホームやアキュラホームなどのローコスト住宅メーカーにおいては、過去には欠陥住宅における訴訟が発生していますが・・・訴訟に至らなくてもクレームや苦情の発生やトラブルというのは日常茶飯事の事だったわけですね。

問題が発生する原因というのは多いのですが・・・最終的には富士ハウスのように倒産&破産してしまって被害者が泣き寝入りする事例も多いのです。

そういう意味では、今後も秀光ビルドのような欠陥住宅に騙されないようにするために細かな情報を記しておきたいと思います。 

秀光ビルドの欠陥を文春が!

 秀光ビルドは過去のタマホームと同様に急成長した格安住宅メーカーなのですが、現在では年間売上げが300億円以上となり・・・北陸だけでなく関西や東北にも進出する大手住宅メーカーという存在になっていました。

急成長した理由は圧倒的な低価格にあり、1000万円前後のローコスト住宅を若者夫婦に売りまくっていたことにあります。

当然、秀光ビルドの場合は現場の営業マンに対するノルマも厳しくて・・・月に3件もの契約を取るのが当たり前という状態だったとのこと。

週刊文春によれば、秀光ビルドは一人の現場監督が10棟近くを担当していたということですから欠陥住宅になる可能性は極めて高かったのではないでしょうか?

クレームやトラブルが多発していたにもかかわらず、今まで秀光ビルドの欠陥問題が表面化しなかった理由としては・・・訴訟になるのを防ぐために先に保証金を払って施主の怒りを沈静化していたからなんだそうです。

これでは信頼できるハウスメーカーとは、とても言えないですよね。 

欠陥住宅の内容とは?

 それでは秀光ビルドの家はどのような欠陥を抱えていたのでしょうか?

ローコスト住宅メーカーに欠陥やトラブルが多いのには理由があって・・・

  • 発注単価が安いために腕の悪い職人しかこない
  • 現場監督が担当する案件が多すぎて管理が行き届かない
  • そもそも常に人手不足の状態なので大工も現場監督も足りていない
  • ミスやトラブルが発覚しても根本的な対策を取らない
  • そもそも設計の段階から酷いので、建つ家がまともなわけがない
  • そもそも設計は日本で行われていない。コストカットのためにフィリピンで設計している
  • 施工数が多すぎて建築士のチェックが甘くなる
  • 鬱病の現場監督を使い続けていた

多少の欠陥であればどのハウスメーカーにもあるものですが、秀光ビルドの場合は建築基準法に違反するような致命的な欠陥住宅が多いのが特徴となっているようです。

まさに「安かろう悪かろう」の家だったということですね。 

格安住宅メーカーに多いクレームは?

 格安住宅メーカーに限らないですが、住宅に関するクレームで多いのが施主の目に止まる部分なんですよね。

しかし秀光ビルドなどの場合だと、基礎と柱を連結する金物が使われていなかったり・・・引き渡しから僅か1ヶ月なのにトイレの配管から漏水したりと酷い状態が多いようですね。

特に耐震性や耐火性という大事な部分で手を抜いている印象が強いと感じましたね。

悪質すぎます。 

秀光ビルドが倒産や破産する可能性?

 大幅にコストカットすることで利益をあげてきた秀光ビルドですが、欠陥住宅や違法住宅が発覚する前からトラブル続きで多額の保証金を払っていたようです。

今回、文春が秀光ビルドの欠陥住宅を取り上げて話題になったことによって・・・まだ発覚していない問題が表面化する可能性が高くなってきました。

今後、次々と欠陥が見つかり補償していったとなると・・・秀光ビルドが倒産するという可能性も視野に入れておかないといけないのではないでしょうか?

仮に補償で倒産することが無かったとしても・・・これだけ大々的に「秀光ビルドの家は欠陥住宅!」という事が知れ渡ってしまったのですから、次のお客が寄り付かなくなるのが致命傷となるハズです。

補償料は出ていくのに新しい収入が入ってこないとなると、本当に倒産や破産という現実が見えてくるかもしれないですね。 

秀光ビルドの欠陥住宅まとめ

今回は「秀光ビルドの欠陥住宅が文春に!建築基準法違反でクレーム!格安住宅メーカーは倒産?」という内容でしたけども・・・ちょっと調べれば過去にもローコスト住宅メーカーが倒産した例など多く見つかるので、注意しなくてはいけないと分かったハズなのですけどね。

特に10年ほど前に倒産した富士ハウスでは被害者が続出して大問題になりましたよね。

富士ハウスが破産したことによって、建築途中の施主は「完成するのか?」と不安だったでしょうし・・・前払いしていた金が倒産によって戻ってこなくなることを心配した施主さんもいましたね。

秀光ビルドの場合でも、既に家が建っているからといって安心はできませんよ。

もし秀光ビルドが倒産してしまえばアフターサービスが受けられなくなってしまうのですからね。

格安住宅メーカーだけが倒産するわけではないですけども、施主は自己防衛として最低でも「完成保証」と「住宅瑕疵担保責任保険」の2つをチェックしておくべきでしょうね。

富士ハウスのように破産してしまわない方が幸せなのですが、次の被害者を出さないためにも秀光ビルドは倒産してしまった方が良いという考え方もあるようですよ。